16万頭、20万トン

 わんちゃんと暮らし始めて気付かされるのが、拾わずにそのままにされているう◯ちの多さではないかと思います。
 『えっ!? こんなに拾わない人が多いの!?』
 わんちゃんと暮らしていなかった時は気付かなかった有り様に、がっかりさせられるものです。
 う◯ちは拾うもの。持ち帰るもの。というのは、マナー云々以前に、当然のことだと思っていました。
 
 以前、おさんぽ途中にお家の側でしたう◯ちを拾って片付けていると、そのお家の方が出てこられて、
 『ありがとう、拾ってくれて。拾わずにそのままにしていく人が多いから…』
 という言葉をかけられたことがありました。
 恐縮すると共に、やるせない気持ちになったことがあります。

 『自分がされて嫌なことは、他人も嫌。』
 自分の家の前にう◯ちが落ちていたら嫌な気分になるでしょ。
 一日の始まりが、見ず知らずの犬のう◯ちの片付けからだなんて気分が悪いに決まっている。
 他人に迷惑をかけない。
 当たり前のことを当たり前にやればいいだけの話。

 諸外国のう◯ち事情はというと、わんちゃんのう◯ちを拾う習慣がない国や地域もあるそうです。
 フランスのパリはすごいそうで、う◯ちが街道に散乱しているとか。
 えっ!? オシャレな街、パリが!?って、感じで意外ですよね。
 だから、ハイヒールが似合う街なのか… などとわけのわからないことを思ったりもしました(笑)
 実際のところ、う◯ちを片付ける仕事の方がいるそうで、いつまでも散乱しっぱなしではないとのこと。
 う◯ちを拾う習慣がないと先述しましたが、う◯ちを拾って片付ける行為は、う◯ちの片付けを仕事としている方達の仕事を取ってしまうことになるのでそのままにしているのだとか。
 国や地域が違うとこんなにも違うものかと驚かされます。
 ちなみに、パリの犬の頭数は約16万頭、年間のう◯ち出量約20万トンだとか…。

 日本のわんちゃん事情はどうなっていくんだろう。
 ひとりひとりができることを今のうちからはじめよう。

PARIS
PARIS




マナーから考える共存、共生

 夜のおさんぽでよく通る公園の立て看板。
 見かけたことのある人もいるかもしれません。

20071126深夜1

 聞くところによると、過日、夜遅くに公園でわんちゃんと遊んでいた方がいらして、そのわんちゃんが『ワンワンワンワン』大きな声で叫んでいたらしく、その叫び声に対して近隣住民から苦情があり、このような看板が立てられるようになったそうです。
 そのわんちゃんは大型犬だったようで、かなり大きな声だったとのこと。
 大型犬は運度量がとても豊富であるものの、東京に住んでいると思いっ切り走らせてあげたくてもなかなか思いっ切り走らせてあげることができないのが現状。
 誰もいなくなった公園でその想いを叶えてあげたかったんだろうなぁ。
 そしてそのわんちゃんもうれしさのあまり大きな声をあげたんだろうなぁ。
 ただこれは、わんちゃんのことを想う立場の意見。
 近隣住民の立場に立ったら、ゆっくり休みたいところを『ワンワンワンワン』大きな声で叫ばれた日にはたまったもんじゃない。
 自分とわんちゃんだけでなく、周りの人のこともちょっと考えればこんな立て看板は立たなかったのかもしれない。
 そして、近隣住民の方々に、
 『犬=うるさい』
 というイメージだけが定着することはなかったのかもしれない。
 『生活の妨げになるものはすべて排除』
 という展開にならなかったかも。

 ここで話を少し変えるが、事の真相を知らずにこの立て看板を見た方は、幼い子供を咬んだ犬がいたからこのような看板が立てられたと思ったりしないだろうか。犬に幼い子供が驚かされたから、とか。
 立て看板を作った方は、事実をしっかり捉えたのだろうか。
 事実誤認によるイメージの定着はとても遺憾。
 犬は、理由もなく人に噛み付くなんてことはしないでしょう。
 人が、犬を追いかけたり、了解無しに触ろうとして手を伸ばす行為をした時など、犬が危険を感じ、自分の身を守るために、威嚇し、それでも駄目なら吠えたり、噛んだりといったことはあるかもしれません。
 こういった動物の防衛本能による一連の行動を知らない、または、理解できないのであれば、そっとしておけばいい。
 『犬=触っていいもの』
 という認識を持たれている方が多くいるが、この認識には心底遺憾だ。
 『犬=物』
 という感覚には嫌悪感を抱かずにはいられない。
 犬は見知らぬあなたの触りたい欲求を満たすために生まれてきてはいない。
 近づくには近づく手順というものがある。
 それをちゃんと踏まえないと。
 そして、危険回避のために注意すると、
 『なんだよケチ臭い』
 『だったら犬なんて歩かせるな』
 とか言い出す輩がいるから心底腹立たしい。

 いぬと暮らす者と暮らさない者の溝は深い。


20071126深夜2

 こんな注意書きは悲しいし、落胆させられる。
 公園を管理する人たちも嫌だったろうなぁ。
 イライラしたろうなぁ。
 う◯ちは、お家に持って帰ろうよ。
 コンビニのゴミ箱にう◯ちを平気で捨てる人もいると聞く。
 持って帰ろうよ。
 周りへ迷惑ばかりかけていたら、わんちゃんと暮らすこと自体に規制がかかる日がくるかもしれない。
 自分たちで大好きなわんちゃんとの暮らしを窮屈にしちゃってる。
 そんなのバカらしい。
 共存、共生なんて、夢のまた夢。

 ちなみに、わんちゃんとのお散歩の途中、鼻かんだティッシュを捨てる時、『もしかしてう◯ち捨てやがってって思われてない?』なんて、不安になるのはわたしだけ?考えすぎかな?

 愛するわんちゃんたちのために、当たり前のことを当たり前に。




WONDERFUL DOG

黒ラブタオル♪
タオルハンカチ黒ラブくん

WONDERFUL DOG
タオルハンカチわんこ勢揃い

 わんちゃんの形をしたタオルです。
 ブランドの売上の一部は、NPO法人日本補助犬協会などに寄付され、補助犬の育成活動を支援されるとのこと。
 がんばれ、タオルわんこくんたち。




ただのいぬ。

 胸が裂けそうになる…

 目を背けず、対峙すべき現実…

ただのいぬ。ポスター
ただのいぬ。ポスター


ただのいぬ。本
ただのいぬ。の本





ただのいぬ。プロジェクト 展覧会vol.3『犬の鑑札リデザイン展』

 動物の命の尊さ…

 人の身勝手さ…

 目を背けたくなる、耳を塞ぎたくなる、動物の殺処分という現実と真剣に向き合い、人と犬とのよりよい関係づくりを目指すプロジェクトが実施されています。
 保健所や動物愛護センターに集められる犬について知ってもらい、致死処分をなくすことを目的とした「ただのいぬ。プロジェクト」の第3弾。
 明日、26日(日)まで開催されておりますのでお時間のある方はぜひ。
 今回の展覧会は、犬の「鑑札」のデザイン見直しを通じて、犬の登録制度や、犬を取り巻く社会情勢に関心を持ってもらい、人と犬とのよりよい関係づくりを目指すことを目的としている。

■犬の鑑札リデザイン展 ※入場無料
期間:2007/08/10〜08/26
場所:世田谷文化生活情報センター3階 生活工房ギャラリー
時間:9:00〜20:00
犬の鑑札リデザイン展