2008年2月5日、うちの仔の葬儀を無事に執り行うことができました。

 みなさまにはご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

『お店をもうずっと開けずにいるんじゃあ…』と、ご心配までおかけしてしまい、申し訳ございません。

『この仔の前ではどれだけ泣いても、悲しんでもいいけど、hundehutteを頼りにしてくださっている方々もいるのだから、その方々のためにもお店はしっかり開けて、がんばりなさい。』

 母に叱咤されてしまいました。

『この仔がきっかけとなって始めた仕事をこの仔が亡くなったことでやめてしまっては、この仔が悲しがると思います。この仔のためにも続けていかないと。』

 そう言ってくださった方もいらっしゃいました。

 うちの仔の死は、今も、そして、これからも絶対に納得できないし、永遠に後悔し続けます。

 一生消えることのない後悔です。

 思い出すと涙が出ますし、今でも気が狂いそうです。

 それでも、わたしやhundehutteを頼りにしてくださる方々のためにも進み続けなくてはならないので、進み続けます。



 うちの仔の旅立ちの日、2008年2月5日はすごいいいお天気でした…

 前日までも、そして、翌日も雪が降り、凍えるほどの寒さだというのに、旅立ちの日だけはすごくいいお天気でした…

 ぽかぽか陽気でした…

 帰りは家族みんなといつものおさんぽの道をゆっくりゆっくりおさんぽしながら家に帰ってきました…

 おさんぽが大好きな仔だったのでおさんぽを一緒にできて本当によかった…

 葬儀を執り行ってくださる皆様もとても親切な方々で、安心して旅立たせてあげることができました…

 最期の最期、いい旅立ちをさせてあげることができました…

『心の中に生きている…』

 今、そんな心持ちでいます…

 でもそれも、そう想いたいだけなんだろうな…

 そう想おうとしているだけなんだろうな…



 2008年1月31日、あの日、うちの仔を家に連れて帰ってからは、母といつも一緒に寝ているふとんにいつものように寝かせてあげました…

 母はいつもと同じようにずっと一緒に寝ていました…

 いつものように手を握り…

 いつものように抱きしめ…

 いつものように話しかけ…

 いつものように愛しました…



 うちの仔は眠っているように安らかな顔で…

 家族の私たちには眠っているようにしか想えませんでした…

 だから、いつか起きるんじゃないだろうか…

 そう想っていました…

『起きて!』

『さんぽ行くよ!』

『大好きなおにくだよ!』

 そう声をかけ続けました…

 母はずっとずっと心臓マッサージをしていました…

 氷水に落としたら生き返った仔がいたという話を聞き、氷水の中に入れようかとも考えました…



 この仔とずっと一緒にいたい…

 ずっとそばにいてほしい…

 この仔の姿が見れなくなるなんて…

 その想いから、剥製にすることも考えたりしました…

 調べていくうちに、フリーズドライなんていう最新技術があることも知り、本気で考えもしました…



 この仔の生まれ変わりでもいい…

 この仔の魂や肉体の宿る仔にずっとそばにいてほしい…

 人工授精、体外受精、クローン…

 権威ある先生にお聞きし、その可能性をお伺いもしました…

 気が変な奴に思われるだろうけど、どうにかしたかった…

 どうにかしたかった…

 幸い、心ある方々とお話をすることができ、いろいろ聞いていくうち、安らかに眠らせてあげることが最良だと想えるようになりました…

 今までいっぱいがんばってくれたんだから、これからはゆっくり安らかに…

 そんな想いに至りました…



 原因究明のため、解剖をするか否かの選択も考えさせられました…

 しかし、解剖するということは、からだの一部を取り除かなくてはなりません…

 そして、取り除かれたからだは、もう元には戻ってきません…

 からだの一部を取り除いたまま旅立たせることはかわいそうでなりません…

 むこうで、

『おい、おまえ、どうしてそんな(欠けた)からだしているんだよ?』

 そんなふうに言われたらかわいそうです…

 からだの一部がないことでバランスがとれなくて、よたよたよたよたしてしまったら…

 大好きなおさんぽが思う存分できなかったらかわいそうだよね…

 それに、再手術も併せ二度の手術で痛々しいからだをまた切り開くことはかわいそうでできないよ…

 こんなにがんばったんだから、もういいよね…



 きみからいっぱいのものをもらった…

 しあわせな気持ち…

 うれしい気持ち…

 楽しい気持ち…

 いっぱいいっぱい…

 それなのに、最期をひとりぽっちにしてしまったこと…

 手術をするにはダイエットをしなくてはならず、大好きなごはんをおなかいっぱい食べさせてあげれなかったこと…

 後悔し続けるよ…

 一生後悔し続けるよ…

 思い出すと涙が出るし、気が狂うよ…

 いつか別れる日が来るとわかっていても、そんな日が来るなんてこれっぽっちも想わなかった…

 しかもこんな別れ方なんて…

 本当に本当にごめんね…

 謝って許されることではないよね…

 毎日毎日、気が狂いそうだよ…



 愛する者が亡くなるということは、哀しいとかかわいそうだなんて言葉で言い表せるものではないです…

 そして、愛する者の姿がなくなるということは想像を絶します…



『心の中に生きている』だなんて言ったけど、何言ってんだよって自分を責める気持ちが湧いてくる…

 いろいろなことをいい方向に考えようとして、ほんのすこし救われるのも薄情な気がしてならない…

 なにを勝手に自分を慰めているんだって…

 なにを自分のいいように考えているんだって…

 毎日毎日、自分を責めるよ…

 毎日毎日、気が狂いそうだよ…

 何を書いているのか、何を書こうとしているのかよくわからない…

 気持ちの整理なんてつかないよ…

 書いていけばいくほど、きれいに書き終えようとすることに納得いかないし…

 そんな簡単なもんじゃねーだろうって…

 あの仔のことを想えば想うほど、どうにかなりそうになる…

 最期をひとりぽっちにさせてしまったこと…

 どんな気持ちだったんだろう…

 すっごく甘えん坊で、母にべったりだったから…

 母に抱かれて最期を迎えさせてあげたかった…

 それなのに…

 それなのに…

 最期がひとりぽっちだなんて…

 毎日毎日、気が狂いそうだよ…



 ただ今回、うちの仔のことを愛してくださった皆様にご報告をしなくてはと思い、旅立ったご報告させていただきました…

 いっぱいのお言葉や、お花、お手紙、おやつなど、本当にありがとうございました…

 うちの仔の棺に一緒に入れさせていただきました…

 皆様のお気持ちには感謝してもし足りません…

 ありがとうございました…

 うちの仔の分もというのも変な話ですが、皆様のすぐ側にいる仔をいっぱいいっぱい愛してあげてください…

 お願い致します…





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