これは現実です―

見たくなかった…

聞きたくなかった…

知りたくなかった…

そう思われた方もいることでしょう。

でも、目を背けないでください。

耳を塞がないでください。

しっかり受け止めてください。



生涯大切にされるわんちゃんたちがいる一方、捨てられたり、虐待される仔たちがいることを私は知っている。

嫌になるほど知っている。

上に添付した映像に出てくるバカ野郎みたいな奴が実際にいることを知っている。

考えられないだろうけど、こういうバカ野郎は本当にいるからね。



私は、お店に連れて来たこいぬを『どうしても欲しい!』と言われても断ることがあります。

それは、こいぬは誰に迎えられるかによって人生が変わるからです。

そのことを痛いほど知っているからです。

“ 命 ” をそう簡単には渡せないんです。



こいぬを迎えたいと願っている皆さんは、夢の中にいます。

わんちゃんとの楽しい生活を夢見ています。

夢を見ることはとても素敵なことです。

ですが、こいぬをお家に迎えたその瞬間、それは夢でなく、現実になります。

夢の中のこいぬはとても大人しく、自分にとっても従順なおりこうさんかもしれませんが、現実はそううまくいきません。

現実のこいぬは鳴きます。

現実のこいぬはいたずらします。

こんなことは当然なのですが、夢の中にいる人たちにはショックのようです。

『こいぬは鳴きます!』とお伝えすると、怯む人がいます。

おそらく、

『この仔はとてもおりこうで、大人しく、あまり鳴かないですよ。』

と、言ってもらいたかったんだろう。

犬を売りたいペットショップの店員ならそんな “やさしい言葉” をかけてくれるだろう。

ついでに、

『この仔はめったにいない珍しく貴重なこいぬですよ!』

『早く決めないと他の人に迎えられちゃうかもしれないんで、決めちゃいましょう!』

そんな言葉で背中を押してくれることだろう。

でも私はそんな “やさしい言葉” は口にしないよ。

その “やさしい言葉” が不幸を招くことになるかもしれないことを知っているから。



こいぬを迎えるということは、“ 命 ” を迎えるということ。

“ 命 ” を迎えるには覚悟が必要です。

その覚悟がないならこいぬを迎えるなんてことをしてはならない。

『 “ 命 ” を迎える覚悟ができていないからこいぬを迎えるのをやめる』というのも命の大切さを知る者の責任ある行動だと思います。



すべての人が “ 命 ” の大切さ、重さを真剣に考える世の中になることを心から願っています。

そして、すべての仔がしあわせに生きられる世界になることを心から祈っています。


hundehutte.net 2010年2月18日より



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