ヨークシャーテリア、ポメラニアン…。インターネットのホームページに並んだ愛らしい犬の写真が数日後に消える。自治体の動物愛護センターに収容された迷い犬の写真である。飼い主が見つからなければガス室で致死処分される運命だ。

 県内で2008年度に致死処分された犬や猫は6888匹に上る。中には狂犬病予防など危険防止のため捕獲された野良犬のほか、家庭で飼いきれなくなった犬や猫も含まれている。

 ペットブームといわれ、県内の犬の登録数は、この10年でおよそ1・5倍の44万匹に増えた。ペットと過ごせるホテルやカフェの話題はほほえましくもある。だが、その陰で処分されるペットは後を絶たない。

 窓口となる保健福祉事務所に引き取りを求める理由は「引っ越しで飼えなくなった」「年をとって病気になった」「鳴き声がうるさく、近所から苦情がくる」など。職員が命の大切さを説き、ほかに方法がないのかをただすものの、そうした対応に怒りだす飼い主もいる。

 県は昨年、横浜、川崎、横須賀、相模原、藤沢の各市と協力して県動物愛護管理推進計画を策定。08年度から17年度までの10年間で、動物の致死処分を06年度の9734匹から半減させることなどを目標にし、動物愛護推進員の任命や啓発などに努めている。初年度で29%減を達成したことになるが、消えた命も決して少なくない。

 致死処分を減らすため、迷い犬を飼い主に戻したり、譲渡会を開いて新しい飼い主を探す努力を行っている。ホームページに写真を掲載するのもその一環だ。余生の心の支え「コンパニオンアニマル」として老人施設で役立てる試みもある。

 犬の返還・譲渡率は75%、猫の譲渡率は12%を目指す。ボランティアの協力もあり、昨年度の返還・譲渡率は、犬で66・9%(06年度64・5%)に増加した。猫は14・8%(同6%)と目標を上回ってはいるが、これも高い数字ではない。

 致死処分を行う職員は獣医師。誰だって動物が好きで獣医師になったに違いない。そんなことに手を染めたくないのが本音だ。切ない話である。

 ペットはかわいい。だが、いわば伴侶として、終生責任を持って寄り添えるのか。覚悟を定めて飼いたい。それを促すような制度の検討も必要だろう。(カナコロ 2009年11月15日)




先日、当webに『犬の”フン害”ゼロ目指せ、飼い主の意識改善目指しキャンペーン/相模原』という記事を掲載させていただいた。

この記事は、神奈川県発のコミュニティーサイト『カナロコ』から抜粋させていただきました。

この『カナロコ』、興味深い記事がたくさん掲載されている。

上に掲載した記事は、『カナロコ』が世のペットブームに対して発した警告だ。

わたしはとても共感した。

そしてこの記事を読んだ全ての人が共感することだろう。

だがその一方、上記のように命の大切さを微塵も感じない人間がいる。

信じられないの一言に尽きるが、こういう人間は実在する。

私は仕事柄、多くの人、多くの動物と接している。

この仔を心から家族として迎えたい―

そんな想いから家族として動物を迎える方がいる一方、

流行ってるから―

珍しいから―

そんな安易な考えの人間がいる。

それもけっこうな人数いる。

こういう人間と対峙する度、嫌気がさす。

胸クソ悪くなる。

言葉悪いが、反吐が出る。

こんな安易な考えの人間が、“ 命 ” を迎えていいものか?

いいわけないだろ。

上に掲載した記事を読んだ皆さんはどう感じました?

「引っ越しで飼えなくなった」

「年をとって病気になった」

「鳴き声がうるさく、近所から苦情がくる」

こんなのアリか?

アリなわけないだろ。

“ 飼う ” のも “ 買う ” のも簡単です。

でもそれは “ 物 ” ではなく、 “ 命 ” だとうことを理解していますか?

すべての人が “ 命 ” の大切さ、重さを真剣に考える世の中になることを心から願っています。

そして、すべての仔がしあわせに生きられる世界になることを心から祈っています。


hundehutte.net 2010年2月17日より



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