●アプリコットくん

 体重840g(生後2ヶ月半)。
 ワクチンを射たれた時、鳴き(泣き?)ました。
 注射嫌いかな。
 健康状態良好。


●ざ〜ます

 動物病院待合室にて。
『うちの◯◯ちゃん、おミルクが大好きなんですけど、おミルクはいつまで飲ましたらいいんざますか〜?』
 隣に座っていた二人のご婦人の会話。
 驚いた。
 スネ夫のママ以外に “ざ〜ます言葉” を使う人がいるなんて。
 いや、まて。
 スネ夫のママはマンガだ。
 実際の人で使っているのを聞いたのは、後にも先にも(もういなくていい)この人だけだ。
 同時に、語尾を『〜』と伸ばすのかぁ。と、感心。
 いやいや、感心しなくていい。
 正直、気色悪い。
 シロガネーゼか?
 コマザワンヌか?
 いやいや、ここは赤羽(hundehutteは、赤羽にある動物病院に行っている。信頼度∞)。
 アカバネンヌ?
 なんか響きが悪い。
 アカバネーゼ?
 ボロネーゼみたいじゃないか。
 おっそろしい。
 会話は続く。
『うちの◯◯ちゃんたら、おやさいとおバナナが大好きなんですのよ。でも、あまりあげたらいけないんざましょ?』
 おバナナ?
 バナナを敬っちゃうわけ?
 おやさいはなんかすっきり聞けた。
 けどね、おバナナはすっきり耳に飛び込んでこなかったよ。
 たしかに、バナナは栄養価も高くすばらしい。
 けど、“お” を付けなくてもいいんじゃない?
 このご婦人、すべてにおを付けるわけか?
 おボーロ?
 おささみ?
 おビスカル?
 おリード?
 お首輪?
 おコング?
 おガジィー?
 あっ!さっきミルクもおミルクって言ってたぞ!
 気色悪ッ!
『◯◯さん、どうぞ。』
 あ、婦人呼ばれた。
『◯◯ちゃ〜ん、ママがついてますから大丈夫でちゅよ〜。痛かったら痛いって言っていいんでちゅからね〜。』
 出ました!赤ちゃん言葉!
 おいおい、どこまでやってくれるんだこのご婦人。
 気色悪いだとか苦手かも…、を通り越して興味が湧いちゃうじゃないか。
 国宝級だな。
 いやもう国宝だ。
 あー、もう好きにしてくれ。
 ただ、ただな、なんでもしていいってわけじゃないんだよ…


●絶対厳守

 本日、アプリコットくんのワクチン接種のためにわたしは動物病院に行きました。
 そしてこの “ざ〜ます” 婦人も。
 アプリコットくんのワクチン接種を終え、待合室でお会計を待っていると、婦人、
『どんな仔がいるのかしら?見せ…』
 と、わたしのキャリーバッグに勝手に手を伸ばしてきました。
『ワクチンを射ちに来られたんですよね?わたしの仔もワクチンを射ちに来ました。ワクチン接種を終えられていない仔同士、接触はしないほうがいいと思いますのでご遠慮ください。』
 たまたま居合わせた男にそんなことを言われるなんて微塵も思わなかったのだろう、婦人は面食らったってこういう顔という顔をしていた。
 鳩が豆鉄砲食らった顔まではしなかったのが惜しいところか。
 勘に障ったのか、このときばかりは、
『ごめんなさいざます。』
 とは言わなかった。
 無言。
『中途半端なんだよ!! 使ってくれよ!!』と、心の中で叫んだが、そんなことはどうでもいい。
 こういう人、けっこういますけど、絶対、やめたほうがいい。
 ワクチン接種によって予防するウィルスの中には、感染したら命を脅かすものもあります。
 その予防のためのワクチン接種。
 自分の仔がもしウィルス感染していたり、他の病気を持っていたとする。
 他のこいぬを触り、感染したらどうするつもりだ。
 うちの仔は大丈夫なんて言葉は口が裂けても言ってはいけない。
 自分の気軽な行動が、命を脅かすことになるかもしれないことを肝に命じるべきだ。
 しかもこのご婦人、病院内でこいぬをずっと抱っこしていた。
 キャリーバッグにこいぬを入れていないのだ。
 病院には何のために行くか考えてほしい。
 病気や怪我をしているからだ。
 その治療のために行くのだ。
 病気のわんちゃんの病気が感染したらどうするんだ?
 あり得ない話ではない。
 赤ちゃん言葉であやしたり、おミルクをいつまであげたらいいかを心配するより、もっと大事なことがあるだろう。
 自分の仔を大事に思うなら然るべき行動を。
 そして、命の大切さを知るのなら他の仔への配慮も忘れないでほしい。
 切なる願いです。





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