【AFP=時事】台湾で、猫のブリーダーの元から香港在住の女がペルシャ猫2匹を盗み出して衣服の下に隠し、妊婦を装って台湾最大の空港の保安検査を通過して香港へ持ち込むという出来事があった。地元メディアが報じた。

 地元紙の蘋果日報(Apple Daily)は、猫を発見されることなく女がいかにして保安検査をかいくぐったのか、台湾の桃園(Taoyuan)空港当局が調査に乗り出したと報じている。

 猫を盗まれたブリーダーの女性は、新北市(New Taipei City)郊外で約40匹のペルシャ猫を飼育。1匹40万円近い値段で販売されるという。

 高級住宅地にあるアパートでAFPの取材に応じた女性は今月初め、餌の時間に肉を盛った容器を持って入ると、猫がいなくなっていることに気付いたと説明。すぐに疑ったのは、先月女性の家に滞在した香港出身の猫の購入希望者だったという。

 女に対し、すでに多数の猫を飼育していることを理由に販売はしないと電話で伝えると、「女は気が触れたようになり、泣いて声を荒らげた」と話している。

 ブリーダーのアパート外で撮影された監視カメラの映像には、女が両脇に猫を抱えて通用口から屋外へ出て、2匹を白い袋で包んでしまう様子が捉えられていた。ブリーダーはフェイスブック(Facebook)のメッセージ機能を使って女を問いただし、猫を盗んだことをついに認めさせた。

 新北市の警察当局は、本件を侵入窃盗として扱っていると明かしている。

 ただ、盗まれた2匹の運命はまだ定かではない。香港に正規の書類なく持ち込まれた猫は、検疫所に少なくとも4か月間とどめ置かれるか、殺処分されるという。

AFP 2/26(火)付記事抜粋





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