20080815がらーん1
右を見ても…

20080815がらーん2
左を見ても…

車が1台も走っていない。
驚く。
お盆だからという理由だけでは到底語り尽くせない何かがある気がする。
原油の高騰による車離れがまっ先に頭に浮かぶが、それにしても凄いことになっている。
つい先日、いつもチェックしている高城剛氏のブログに(高城剛氏のブログ; http://blog.honeyee.com/ttakashiro/)、都内の車が減ったことに関する氏の見解が書かれていた。
とても興味深いものだったので下記に抜粋させていただきました。
高城剛氏は世界を股にかけていらっしゃるので、見解が世界規模で展開される。
そして、氏独特の感性で語られる話はとても興味深い。
大好きです。


TSUYOSHI TAKASHIRO
TITLE: 東京の教え。
August 13, 2008

久しぶりに日本に戻って驚いたのは、都内の車が減ったこと。
お盆が近いこともあるが、先月も同じことを感じた。
きっと、最近の原油高が問題だろうと言うのは安直で、
問題は、もっと深い所にあると僕は思う。



イギリス、スペイン、イタリア、ロシア、台湾、日本と、
世界のガソリンスタンドで、価格を眺める日々を送っているが、
ヨーロッパは、ガソリンが日本より遥かに高い。
200円などとっくに超えていて、
すでに1リッター300円近いところもある。
しかし、街を走る車の数は、それほど激減してはない。



理由は簡単で、
ガソリンだけではなく、
それよりもっと大切な食べ物や地下鉄などが、すべて値上がっているからである。



例えば、ロンドンの場合、
地下鉄初乗りは、1000円近い。
サンドイッチは、400円近い。
ガソリンは、リッター280円超。

例えば、東京の場合、
地下鉄初乗りは、160円。
おにぎりは、110円。
ガソリンは、リッター180円。

仮に、ロンドンと東京で同じような燃費の車を所有していたら、
どう考えてもロンドンでは乗って、東京では乗らなくなるだろう。
ロンドンでは、地下鉄やサンドイッチより、ガソリンは遥かに安い。

何度も書くが、世界的なこの不況下において、
金銭の指標はまったくあてにならず、相対的に他のものと見比べるのが一番だ。
だから、日本のガソリンが200円突破!とニュースで見ても、
それだけでは、まったく意味をなさない。

実際、10円ガソリンが上がったからと言って、
その10円を払えずに、自動車に乗らなくなったのではなく、
これはなにかがおかしい、この先もっと大変なのでは? と身を潜めているということだろう。

すなわち、昨今の交通量の減少は、
日本の産業構造すべてに対しての疑問の現れではないのか、と僕は思う。

ここ数年、音楽業界は苦しい日々を送っている。
携帯やインターネットの登場によって、
違法コピーのせいで売上が落ちていることになっているが、
実際は、多くの人が、いままでの音楽業界の産業構造がおかしいと思う現れである。
事実、そうだろう。

ライフスタイルを変えるのは、いましかない!
モノの見方や考え方を、抜本的に見直すべきだ!
流行に敏感な東京の街は、そう教えているのではないだろうか。