俳優の坂上忍(51)が11日、自身のブログを更新。行方不明になっていた愛犬を無事に保護したことを改めて報告し、関係者への謝罪と感謝をつづった。

 行方不明になったサンタは坂上がテレビ番組で出会い、引き取った犬。左前脚を失っており、義足で生活している。

 坂上は前日10日にブログで行方不明だったサンタを保護したことを報告。詳細については明かしていなかったが、この日「改めて、サンタが逸走してしまった件に関しまして」とブログを更新。保護に至った経緯などを説明し「多くの方にご心配、ご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 続けて「特に、サンタと出会わせてくださったCAPINさんは昼夜、深夜、早朝を問わず捕獲作業に奔走してくださり」と関係者へ感謝。「すでにSNS上でちょっとした騒ぎになっていることはわたしも、承知していました」といい、サンタを探しにきた善意のファンが増え「サンタを餌付けして遠くに行かせない作業をしていても。サンタが危険を感じて遠く離れてしまうかもが、懸念されたわけです」と行方不明になったことを公にしなかった理由を明かした。

 「結果的に、多くの方々にお手を貸して頂き、ご配慮頂いたことにより。サンタは戻って来ることが、できました。ですが、それはわたしの認識不足、管理不足から起こったことです」と反省し、「ボランティアの方々は『みんな、そうやって勉強していくんです』と暖かいお言葉を、掛けてくださいました」とつづった。

スポニチアネックス 8/11(土)付記事抜粋


坂上忍 行方不明の義足の愛犬が無事戻る「パパがもっとしっかりしないと」

 俳優・坂上忍が10日、ブログを更新。行方不明になっていた義足の甲斐犬、サンタ君が無事に戻ってきたことを報告した。
 坂上は昨年、日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」で訪れた動物保護施設で、左前脚を失ったサンタ君と出会い、引き取った。それまで11匹のワンちゃんを飼っていた坂上にとっては、可愛い末っ子。ブログにもたびたび登場していたが、7月10日の投稿を最後に、サンタ君の記述は途絶えていた。
 10日朝、ブログで「ご報告.....です。」と切り出し、「ご心配、ご迷惑をお掛けしておりましたが.....。12番目の息子が、無事に帰還致しました」と報告。捜索のため協力してくれた人らに感謝の思いを、迷惑をかけた人々に「謝罪しかありません。」とつづった。
 サンタ君の行方不明についてブログで触れることもなく、公表もしてこなかったが、「全ては、サンタが無事に戻って来ることをなにより優先したことと.....。ご理解頂ければ、幸いです。」と真意を伝えた。
 サンタ君の体重は全く変わっておらず、便に、虫もいなかったそうで、先生からは「至って健康です」と体調にお墨付きをもらったそう。「健康第一! とおもい、今は素直に安堵したいとおもいます」と記した。
 坂上はその後、サンタ君をシャンプーに連れて行き、そこでもみんなが喜んでくれたことを伝え、「君は、どれだけ愛されていることか.....。だからこそ、パパがもっとしっかりしないとだね」と自らに言い聞かせていた。

デイリー 2018.08.10.付記事抜粋




ロシアに現れた「人面猫」 ロシア人ブリーダーの改良種.jpg

 ロシアに現れた「人面猫」。
 生後2カ月メスの「バルキリー」とオスの「コンフューシャス(孔子)」は、モスクワのブリーダー、タチアナ・ラストルゲワさんが、16年の歳月を掛けて改良したイエネコの中でも大きなメインクーン種。
 この2匹の特徴は、なんといってもその目。人間というよりは、ホラー映画に出てくる「狼男」の目に似てませんか?

ロシア、モスクワ、8月2日、映像:Caters/AFLO 8/2(木)付記事抜粋




走行中にクマと激突 北海道・日高町


国道を走っていた車と衝突したのは、クマだった。

走行中の車が突然、目の前に現れたクマと衝突。

かなりの衝撃で跳ね飛ばされたクマだったが、起き上がると、すぐに逃げていった。

7月、北海道・日高町の国道を走っていた車のドライブレコーダーがとらえた映像。

運転手によると、クマは1m20cmから50cmほどで、「ブレーキをかけたが、時すでに遅しという状況だった」という。

北海道文化放送 8/3(金)付記事抜粋




負傷犬を担ぎ決死の下山 救助女性を待っていた意外な結末.jpg

 米アイダホ州アイダホフォールズに住む女性の“ドラマチック”な物語が注目を集めている。

 環境保護関連のニュースサイトMNN(7月31日付)によると、3人の子供を持つシングルマザーで代用教員のティア・バーガスさんは毎年夏に、父親のテッド・キャスパーさんと登山をしている。今年は7月に、ワイオミング州で2番目に高い山グランドティトン(標高4197メートル)に登った。

 頂上を目指していたティアさん、標高3350メートルあたりで、ケガをして歩けなくなった猟犬のイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルを発見!

 フィットネスのインストラクターもしているティアさんは、体力には自信がある。体重25キロの犬を約10キロ先の登山口まで、文字通り、肩に担いで下りる決心をした。

 しかし、急な登山道を重たい犬を担いで下るのは想像以上に厳しい。途中で何度も休みながら下っていったが、途中で積雪と倒木のために2回も登山道を見失った。さらに雨まで降ってきた。

「もう諦めようか、という思いが何度か心をよぎりました。脚が痛くなり、震えがきていました。諦めそうになった時は、お祈りを唱えました。すると力が湧いてくるんです。それと父のジョーク。笑うとエネルギーが湧いてきました。そして、天使がやって来て犬を持ち上げてくれたような気持ちになり、最後まで担ぎ通せました」

 ティアさんはMNNの取材に、限界ギリギリの下山の様子を語った。

 登山口まで戻ると、こんな張り紙を見つけたという。

「ブーマーという犬を見失いました。この番号に連絡をください」

 ティアさんが電話をすると、ブーマーが行方不明になった状況が分かった。ティアさんが発見する前日、ブーマーは高さ30メートルの崖から転落し、60メートルほど転がっていったという。

 飼い主一家がブーマーが転がっていった場所に向かった時には、その姿はもうなかった。暗くなるまで探したが見つからなかったため、張り紙をしてその場を立ち去ったという。

 飼い主一家は、ブーマーは死んでしまっただろうと諦めていたので、生存の知らせに大喜び。一方、意外な事情も分かった。

 飼い主一家はアリゾナ州に引っ越すことになり、さまざまな事情でブーマーを飼うことができなくなり、別の家族に引き取ってもらうことが決まっていたという。

 しかし、ブーマーの驚くべき生還劇を知り、飼い主は「もしよかったら、ティアさんに飼ってもらえないだろうか」と遠慮がちに提案。ブーマーと固い絆ができていたティアさんは、喜んで飼うことを決めた。

 獣医に見せると、ブーマーのケガは、思ったよりも軽かった。転落などで全身に打ち身や細かな切り傷ができ、脱臼と靭帯(じんたい)が切れていたが、完治するという。

 最後にティアさんはMNNにこう語った。

「ブーマーは100%、家族になっています。私も子供たちもブーマーが大好きになりました。子供たちはずっと『犬を飼いたい』とせがんでいたのですが、『時間も労力もかかるからダメよ』と言い聞かせていたんです。『もし、よくしつけられた犬が突然舞い込んで来たら考えてもいいわ』なんて言っていたのですが、ブーマーはまさにその条件にかなっていました。いや、それ以上です。子供がもう1人増えたみたいです」

日刊ゲンダイ 8/7(火)付記事抜粋




ウェスト81センチの巨漢ネコ、パーフェクトボディ目指し監視下に置かれる.jpg


原因は、炭水化物

「リアルガーフィールド」と呼ばれる猫のダイエットの記録がSNSで話題となっている。

その体重、実に33ポンド(約15キログラム)、ウェストは32インチ(約81センチメートル)。標準体の約2倍以上のビッグサイズのオス猫(3)、名はブロンソン。前の飼い主が死去し、今年春に動物保護団体「West Michigan Human Society」に引き取られ、新たな飼い主を探していた。

時を同じくして、近所に住むマイク・ウィルソン(35)とメーガン・ハネマン(29)のカップルは、子猫を引き取るつもりで保護施設を訪れた。しかし、彼らを待っていたのは小さなふわふわの子猫ではなく、堂々とした巨漢のブロンソンとの運命的な出会いだった。

ウィルソンはその瞬間をこう語る。「初めてブロンソンを見たとき、ショックだった。彼ほどのサイズの猫を見たことがなかったんだ。とにかく巨大だった」


脱・炭水化物の食事制限をスタート

2人は、ブロンソンの健康を考えて、すぐに糖質制限ダイエットをしようと考えた。ブロンソンが一時的に保護されていた施設の職員によると、肥満の原因は炭水化物。「ブロンソンの前の飼い主はあまり動けない老人で、餌を与え過ぎていたのではないか」と、考えている。

食事制限は摂取カロリーを1日375キロカロリーに抑えるもの。この様子はインスタグラム @iambronsoncatで見ることができる。アカウントは投稿開始からわずか3カ月あまりでフォロワー数7万8200人(2018年8月7日現在)と、競争激しい「デブ猫」界で安定的な人気を誇ってきた@scruffles_fatcat を凌ぐ勢いで、名実ともに大物の片鱗をみせている。(しかしながら日本には14万人超のフォロワーを擁するスター猫 @gupitaro が存在することも忘れてはならない)

ブロンソンのダイエットの経過はと言うと、極めて順調。英デイリーメールによると、餌は、穀物フリーで低脂肪の餌に水を加えてスープ状にしたものに切り替えられ、すでに2ポンド(約900グラム)の減量に成功したそうだ。目標の15〜18ポンド(約7〜8キログラム)に到達するまで、1カ月当たり1ポンドのペースで落としていく計画だ。


太りすぎで、歯の治療もおあずけ

それでも当のブロンソンはまだ、食の誘惑に勝ちきれない様子。「夜中に食べ物がほしいと『ニャー』と鳴いて、私たちを起こす」と、飼い主は語るが、肥満の弊害は他にもあるため、ブロンソンのダイエットは急務だ。

飼い主によると、「ノミを防ぐ薬を服用するには太り過ぎているので、ブロンソンの行動範囲は家の中だけ」。さらに、「歯が悪くて抜く必要があるのに、安全に麻酔をかけるには重すぎる...」という。

猫としての健全なライフスタイルを目指し、ブロンソンの奮闘は今後もしばらく続きそうだ。

ニューズウィーク日本版 8/8(水)付記事抜粋




 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(43)が司会を務める動物バラエティー番組「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!」(水曜午後7時、TBS系)が、9月いっぱいで終了することが本紙の取材で分かった。同番組は、かねてネット上などで「動物虐待」と批判されており、それが打ち切りの遠因になったと指摘されているが、果たして真相は――。

 この番組では愛犬、愛猫のペットを取り上げた企画が人気で、プライベートでも猫を飼っている徳井をはじめ、動物好きのタレントが数多く出演している。

 動物たちの“すごい能力”や“驚くべき技”を引き出して放送するのがコンセプトで、視聴者の支持を得ているが、一方で「やり過ぎ」との批判が多かったのも事実。ネット上ではたびたび「放送内容が動物虐待」と批判を浴びていた。

 たとえば、2月21日に放送された3時間スペシャルでは、京都に住む双子の2歳女児と3歳メス猫の様子を取り上げ、「ヤンチャ双子に耐えるネコ」と紹介。この猫は、双子の女児に自宅内で首輪をつけられ、散歩ごっこをする際にリードをやや強引に引っ張られたり、女児が生後10か月だったころにはしっぽをつかまれたりしていた模様が放送された。

 これに対しネット上では批判が殺到。特にツイッターのユーザーが鋭く反応し、「虐待」「親が子を止めるべき」などと厳しい書き込みが相次いだ。

 こうした批判に対しTBS関係者は「局内でも『虐待』かどうか議論になったが、ネット上の批判は当たらないのでは。女児が猫とじゃれているだけでも、親が止めるレベルなのか…」と首をかしげる。本紙も改めて放送を確認したが、さすがに「虐待」と言うほどひどい内容とは思えなかった。

 さらに7月11日の放送では、タレントのデヴィ夫人が野外で、一般男性が飼う「ヤンチャ犬」こと5歳オスのラブラドールレトリバーをリードをつけて散歩する様子が放送された。この時デヴィ夫人は、フラッと散歩しようとする犬の尻を「コラッ!」と右手で叩いた。

 徳井は「人の犬を!」と苦笑いしたが、この後にデヴィ夫人は見事に犬を手なずけた。散歩に同行したタレントの大沢あかねが「言うこと聞いてる」とうなるほどだった。

 それでもツイッターのユーザーからはデヴィ夫人に対し「不快!」などとバッシングが相次ぎ、プチ炎上した。

 同関係者は「デヴィ夫人は犬を気持ちよく散歩させていた」と擁護した。こちらの放送も本紙は確認したが、ネット上で批判されているほどの内容とは捉えられなかっただけに不可解だ。

 とはいえ同番組が、「ネット上で批判されている」とTBS局内で、やり玉に挙がっていたのも事実だという。

「視聴率は10%近く取っていて、最近のバラエティー番組としては決して悪い数字とは言えなかった。でも批判が出ている状況に、上層部は“潮時”と判断したのかもしれない」(同)

 結局、「動物虐待疑惑番組」というネット上の烙印を返上できないまま9月いっぱいで終了することが決定し、4年半の放送に幕を閉じる。

 コンプライアンスが厳しくなった現代では、テレビ局がネット上の批判を無視できないのが実情。これによってバラエティー番組の制作サイドが萎縮してしまい、自粛ムードが高まって番組内容がつまらなくなってきたとも言われている。番組の内容に対する評価は高かっただけに、打ち切りという判断に惜しむ声が広がりそうだ。

東スポ 8/8(水)付記事抜粋




(5日、高校野球 済美5―4中央学院)

■中央学院・高鹿隼人

 ずっと見守ってくれた存在がいる。愛犬「ピッチ」だ。同じ年に生まれ、白毛に茶毛が交ざった雑種の中型犬。先を歩くと嫌がって追い抜いてくる負けず嫌い。でも、野球で不調な時は、察して寄ってきてくれる。可愛くて、可愛くて。最高の癒やしだ。

 小学生の時、自宅近くの河川敷で一緒に練習した。打ったボールをピッチが必死に追いかけて取ってきてくれた。タイヤを引きながらピッチの散歩もした。そして、誓った。「甲子園に行くからな」

 中学3年のある日。ピッチがご飯を食べなくなって、寝たきりになった。「甲子園に行くまで死なないで」と泣いた。ピッチのために頑張ろう、と野球に熱が入った。打撃も守備も良くなった。「犬って力があるんだな」と思った。いつもと違う少し高価なエサを食べさせると、元気が戻った。

 今年、ともに17歳になる。オレは高2だけど、ピッチは人間で言うと90歳くらい。走り回って遊ぶことはなくなったけど、癒やしの存在に変わりはない。

 誓った通り、春夏とも甲子園に来た。選抜は4番で1安打2打点。なのに、夏は西千葉大会で打率0割台に終わり、この日の出番はなかった。家に帰ったらピッチは寄り添ってきてくれるだろう。そしたら、こう伝えよう。「いざという時に打てる真の4番になって、甲子園で優勝するからな」

 それまで、元気でいろよ。

朝日新聞 8/5(日)付記事抜粋




 芸能界屈指の愛犬家として知られる坂上忍(51才)。現在は千葉県の内房で暮らしているが、多忙な彼がわざわざ都心から離れた場所に暮らしているのも、12匹の愛犬たちのためだ。しかし、そのうちの1匹である甲斐犬の「サンタ」が行方不明になっているという。

 坂上がサンタに出会ったのは、昨年6月放送の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で訪れた動物保護施設。サンタはトラバサミという動物を捕まえるワナにはまって左前脚を失い、レントゲン写真では全身に散弾銃の銃弾が写っていた。保護施設で設けられた1か月の「お試し期間」を経て、『志村どうぶつ園』で、正式に坂上が引き取ることになった。その後、坂上は3本脚のサンタに義足を与え、その暮らしぶりをブログでこまめに報告してきた。

 しかし、7月10日を最後にブログではサンタに触れなくなったのだが、どうやら行方不明になったというのだ。

「7月9日に保健所に捜索願が出されていました。この地域で『左前脚欠損』が特徴の4才の甲斐犬というからサンタ以外に考えられません」(地元住民)

 サンタが逃げてしまったのは、坂上と同居する女性が散歩をさせているときだった。

「猛暑だったので、夜になってから散歩に出たそうですが、途中、リードから首輪が外れてしまい、そのまま逃げてしまったと説明していたそうです。サンタは脚が1本ないけど、力は強く、以前にも家の塀を飛び越えて逃げたことがありました。首輪が壊れてしまったんでしょうか。彼女は相当責任を感じているようです」(別の近隣住民)

 その後、サンタの捜索に奔走する坂上。7月9日から13日までは夏休みを取って、メインMCを務める『バイキング』(フジテレビ系)を休んでいたが、その間旅行に行かず、サンタを探し回っていたという。

 愛犬たちへの坂上の責任感は疑いようがない。しかし、“脱走”を知る愛犬家の中からはこんな声も聞こえた。

「甲斐犬のような中型から大型犬は少なくとも朝夕の散歩が1時間は必要です。狩猟犬ともなればより長い運動量が必要で、朝夕それぞれ2時間ほどの散歩が必要。他の飼い犬は小型犬が多いとはいえ10匹を超える犬たちを女性1人で面倒をみようとすること自体、無理があったのでは。この状況では飼育放棄といわれても仕方がない。サンタが逃げ出したまま戻ってこないのも、ストレスが大きかったからじゃないですか」

 指摘は一理ある。が、保護犬が逃げ出すのは珍しいことではないという。

「一般的に犬のしつけ期間は幼少期で、成犬になってからだとしつけが難しくなります。保護犬のサンタくんは3才と成犬になってから引き取られた上、さらに“先住犬”も多数いることから新しい環境に慣れることは簡単ではなく、ストレスを感じていた可能性があります。甲斐犬は狩猟犬でもあり警戒心が強い犬種なので、一旦脱走すると保護するのに時間と根気が必要になるでしょう。

 坂上さんたちは、お忙しい仕事の中で精いっぱいお世話されてきたはず。ただ、いくら愛犬家とはいえ、10匹以上もの犬を育てていくのは体力的にも時間的にも大変だと思います」(あおき動物病院院長の青木大氏)

NEWS ポストセブン 8/4(土)付記事抜粋




動物のお医者さん、模型で実習 山口大など生体から転換.jpg
犬の聴診モデル。聴診器を当てると拍動が聞こえる=山口市吉田の山口大


 山口大と鹿児島大の共同獣医学部が、学生の実習で使う動物を、生きたものから模型に切り替える取り組みを進めている。教育のレベルを保ちつつ、動物に苦痛を与えないという「動物の福祉」の面でも国際標準に引き上げる試みだ。

 5月中旬、山口大(山口市)の「クリニカル・スキルスラボ」で、5年生たちが牛の直腸越しに子宮を触診する実習をした。使ったのは模型。子宮の部分は妊娠後の経過日数ごとに大きさや触感が異なる3種類があり、付け替えも可能だ。

 獣医学部の実習では通常、生きた動物(生体)を使う。ただ実習用に使える数は限られる。山口大は1学年30人ほどがおり、全ての学生が触れると動物に大きな負担がかかる。

 そこで2022年3月末の完了をめざし、1〜4年生の実習で生体から模型への切り替えを進めている。ラボには成牛や子牛、馬、犬など12種類の動物の模型が計25並び、聴診や採血、縫合などを練習する。NPO法人「地球生物会議」によると、他の大学と比べて模型が充実しているという。

 実習を指導する木曽康郎教授(64)は「模型を使うのは効率がいいし、同一水準で教育できる」と意義を語る。森永有紀さん(25)は「生体でいきなりやっても、勘所をつかむまでには時間がかかる。模型であれば器官の位置をイメージしやすい」と言う。

朝日新聞 8/5(日)付記事抜粋




 東京・立川の猫カフェ「MOCHA 立川店」で、一部の猫が猫パルボウイルスに感染する事態が発生したとして、運営会社であるケイアイコーポレーションは8月2日、関東の「MOCHA」全店を3日より臨時休業とすることを発表しました。同店を巡っては7月末ごろから「猫パルボウイルスがまん延しているにもかかわらず営業を続けている」との告発ツイートが話題になっており、猫好きを中心に非難の声が高まっていました。

 発端となったのは、Twitterに投稿された4枚の画像(現在は削除済み)。店のスタッフとみられる人物がLINEで「猫パルボウイルスがまん延していて、4日間で4匹(猫が)死んだ」「他の猫も感染している疑いがあるのに、社長が営業を中止してくれず、このままだと全滅してしまう」「社長は猫0匹になっても営業しろって言ってる」「みんな泣きながら働いてた」などと打ち明けているものでした。

 猫パルボウイルスは非常に感染力が強いウイルスで、特にワクチンを打っていない子猫が感染した場合、ほぼ100%の確率で死に至るとされています。ケイアイコーポレーションの発表によると、猫パルボ感染が確認されたのは7月26日の深夜。その後27日、28日にも他の猫への感染が確認され、8月1日までに合計5匹の猫が死亡したとのこと。こうした事態を受け、同社では対策チームを編成し店舗の徹底洗浄をするなど対策を講じましたが、店舗の営業は継続。8月1日になって、ようやく同店の臨時休業を決定しました。

 こうした対応の遅さや、前述の告発ツイートなどもあり、ネット上では同店に対し批判が続出。特に問題とされたのが「感染が確認された後も猫パルボ発生を公表せず、営業を続けていた」という点で、これは場合によっては知らずに店を訪れた客がウイルスを持ち帰り、自宅や他店の猫に感染させてしまっている可能性があったことを意味しています。Twitterでは一時的に他店との“はしご”を禁止するルールを設ける猫カフェなども見られました。

 ケイアイコーポレーション側はお知らせの中で、2匹の感染が発覚した時点で営業を即時停止しなかったことについて「当社の判断ミスであったと深く反省しています」と謝罪。立川店に来店した人で、万が一飼い猫に異変などがあった場合、すみやかに獣医師の診断を受けるよう注意喚起しているほか、発生した治療費については同社が負担することを告知しています。

 編集部ではケイアイコーポレーションに対し8月1日から問い合わせを行っていましたが、問い合わせ時点では「担当者がおらず、電話では答えられない」との回答。平行して、少し前まで同店で働いており、現在のスタッフともやりとりがあるという人に、同店の現状について取材していました。

 なお、取材内容は8月2日時点のもので、この段階ではまだケイアイコーポレーション側からのお知らせは出ていませんでした。

・・・・・

―― 現在(8月2日時点)の「MOCHA 立川店」はどのような状況なのでしょうか。

元スタッフ:現在のスタッフに聞いたところ、猫パルボウイルスがまん延しており、これまでに複数の猫が死んでいるとのことでした。他の子猫は隔離や自宅療養のため、スタッフ内から引き取り手を募っているそうです。猫パルボウイルスはワクチンを打って的確な判断をすれば怖い病気ではありませんが、免疫のない子猫は非常に感染しやすく、運悪く立川店は全頭が子猫という状態でした。

―― 現状、どんな危険が考えられますか。

元スタッフ:お客さまがウイルスの運び手になってしまう危険性があります。万が一自宅に持ち帰れば、自宅の猫を死なせてしまう恐れもあり、非常に危険です。また自宅療養のために子猫を連れ帰ったスタッフが別の店に出勤した場合、その店にウイルスを持ち込んでしまう懸念もあります。

―― 発覚したのはいつごろだったか分かりますか。

元スタッフ:発覚したのは数日前と聞いています。以前にも猫パルボウイルスがまん延したことがあり、その時は休業せずに営業していたそうなので、今回も隠蔽(いんぺい)する気だったのではないかと推測しています。

―― 同店の対応についてどう感じていますか。

元スタッフ:まず問題なのは、猫パルボウイルスが発生したという情報について公式で一切言っていない(※)ことです。また一部の取材に対し「猫は死んでいない」「分かる者がいない」など回答したそうですが、社員はほぼ全員が猫パルボ発生について把握しているはずです。他の猫カフェに多大な迷惑を掛けているにもかかわらず、しかるべき対応をとっていないのは問題だと思います。

※取材時点(8月2日昼)ではまだケイアイコーポレーション側からの発表はなかった

―― 実際に働いていて、他に問題だと感じたことなどはありましたか。

元スタッフ:ケージ数が足りておらず、1つのケージに2匹入れたり、大きめのトイレで7匹ほど寝ていたりしました。また病気が発覚しても、社長に勝手に病院に連れて行くなと言われたりしました。他にも残業代や役職手当がなかったりと、スタッフにとっても良い環境ではありませんでした。

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 また、猫パルボウイルスの危険性や、店側がとるべき対応について、別の猫カフェ経営者にも聞きました。

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―― 猫パルボウイルスとはどういうウイルスなのでしょうか。

猫カフェ経営者:一般的にはあまり知られていませんが、保護猫活動をしていたり、猫シェルターをやっていたりする人の間では、とても怖い病気として知られています。特に多頭飼育を行う環境では、絶対に知っておかなければならない病気の1つです。

―― どのように怖い病気なのでしょうか。

猫カフェ経営者:非常に感染力が強く、また致死率も高いウイルスです。嘔吐や下痢、脱水などの症状がみられ、最終的には「猫汎白血球減少症」という症状を引き起こします。ワクチンを打っていない子猫の場合、致死率はほぼ100%。きちんとワクチンを打っていれば、感染してもそこまで重篤化せずに済みますが、成猫でもワクチンを打っていない場合は死に至る危険があります。

―― 猫カフェを訪れたお客がウイルスの運び手になってしまうケースもあると聞きました。

猫カフェ経営者:人間を介しても感染するため、例えば感染している子猫を触った手で、別の子猫に触っても感染する可能性があります。常在期間も長く、通常のアルコール消毒では効果がないため、もし発生したら着ていた服は全て捨てて、家具なども特殊な消毒液で洗うなど徹底した対応をとらなければ危険です。

―― 今回の店側の対応についてどう見ていますか。

猫カフェ経営者:まだ猫パルボが原因と発表されたわけではありませんが(※)、単純に子猫が短期間に複数死んでいるのであれば、初期医療対応が適切でなかった可能性はあります。子猫は体力がないため、体調を崩したらすぐにケアしたり、感染を防ぐために他の猫と隔離したりする必要があります。また猫にとって不特定多数の人に接触するのはそれだけでストレスですし、ストレスが増えれば免疫力も下がります。猫のことを本当に考えるのであれば、多くの猫が体調を崩しているようなときは、営業自体行わない方が賢明です。

※こちらも取材時点(8月2日昼)ではまだケイアイコーポレーション側からの発表はなかった

―― もしも告発内容が事実で、猫パルボが原因だった場合どうでしょうか。

猫カフェ経営者:もしウイルスがまん延している状態で、不特定多数の人が出入りしていたのであれば、非常に危険だと思います。お客さまが自分の家の猫に感染させてしまう恐れもありますし、もし猫パルボの可能性があるのなら、完全に症状が消えて安全な状態になるまではお客さまは入れるべきではありません。

・・・・・

 なお、Twitterや一部のニュース記事などでは、店舗間での猫の移動があり、それによる感染拡大を懸念する声する声もあがっていましたが、発表によれば「同店の猫を当社の他店舗へ移動させたことはございません」とのこと。ただ、心配する声が多いことも考慮し、立川店以外の関東全店舗についても臨時休業を決定したといいます。営業再開については、ウイルス感染の有無について順次全頭検査を実施したのち、安全が確認ができた店舗から再開する予定とのことでした。

 Twitterではケイアイコーポレーションの発表を受けて再びさまざまな声が。関東全店臨時休業については「賢明」と評価する声もあった一方、発覚から1週間後の発表という対応の遅さや、告発内容と一部差異がみられること、実際には5匹が死んでいるにもかかわらず、一部メディアの取材に「猫は死んでいない」と答えていたことなどを受け、「最悪すぎるし対応がすべて後手後手」「内部告発で隠し通せなくなってパルボを公表したようにしか見えない」など引き続き厳しい声が寄せられています。

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お詫びと関東全店舗臨時休業のお知らせ

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MOCHA 立川店

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臨時休業のお知らせ(公式サイトより)

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猫カフェ「MOCHA」公式サイト

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運営元であるケイアイコーポレーション

ねとらぼ 8/3(金)付記事抜粋




 金魚すくいですくってきた金魚を、「自然にかえすため」に生きたままトイレに流す――という動画がTwitterで拡散し、物議を醸しています。


「自然にかえすため」に、金魚すくいの金魚をトイレにドボン → 炎上 下水道局「生き物を流さないで」 _ 2.jpg
なぜトイレに金魚が……


 問題となっているのは、7月26日にTwitterへと投稿された24秒の動画。洋式トイレの便器の中を黒い金魚2匹、赤い金魚1匹が泳いでいるなか、投稿主が水洗ボタンを押し、水流が発生。黒い金魚は流れにあらがおうとしますが2匹とも流されていき、赤い金魚だけが辛うじて取り残される様子が写っています。


「自然にかえすため」に、金魚すくいの金魚をトイレにドボン → 炎上 下水道局「生き物を流さないで」 _ 1.jpg
黒い金魚2匹は流されてしまった……


 投稿主はこの動画を「金魚すくいですくってきた金魚を自然に帰してあげることにした」「強く生きるんだよ」というコメント付きでツイート。動画は瞬く間に拡散し、「こんな奴にすくわれた金魚可哀想」「トイレに生き物は流しちゃダメって、子供でも分かってる事なのに」「なんで金魚掬いをしたんだろうね 」「便器の中で金魚飼う人世の中にいるんですね」など批判的なコメントが相次いでいます。

 こうした意見について投稿主は「トイレは池に直結している 命を粗末にするわけない」と反論。さらに炎上しています。


生き物をトイレに流したらどうなってしまうのか……東京都下水道局に聞いた


 今回のツイートについて問題視されているのは、“生き物をトイレに流す”という行為。ねとらぼ編集部は東京都下水道局に対し、下水処理の仕組みや、生き物を流したことで今後考えられるリスクなどを聞きました。

 まず下水道法上における「下水」の定義は「生活もしくは事業(耕作の事業を除く)に起因し、もしくは付随する廃水(以下、汚水という)又は雨水をいう」と定められており、一般的には生活排水などを汚水と呼んでいます。そのうえで担当者は、「(下水道法では)生き物を流すということを想定していない」と回答。

 通常、トイレや流しを通った汚水(生活排水)は、家庭内やマンションなどの排水設備を通り、公共下水道に流れ、最終的に水再生センター(下水道処理場)で処理された後に、海や川へ流れますが、その道のりは非常に長く、また公共下水道などが詰まることを防ぐために、途中にはスクリーンと呼ばれる巨大な網などが設置されていることなどから、金魚を含む異物は「ゴミとして取り除かれてしまう可能性が高い」とのこと。

 また下水には家庭や工場からの排水などが混ざっていることから、通常の河川に比べると水質は非常に悪いということで、担当者は「(下水の中を)生き物が住める環境かといわれると疑問」と話しました。

 以上のことから担当者は、「トイレに流した生き物は水再生センター(下水道処理場)に送られてしまいます。下水はとても生物が生きられるような環境ではありませんし、排水設備や公共下水道や水再生センター(下水道処理場)の設備を詰まらせる原因となるので、絶対に生き物を流さないでください」と語りました。

 倫理的な観点からも問題視されている今回の動画ツイート。映画などでは同様のシチュエーションを演出した作品もありますが、それはあくまでもフィクションです。生き物をトイレや流しに流すのは絶対にやめましょう。

Kikka,ねとらぼ 2018年07月27日付記事抜粋




 日本は空前の猫ブーム。ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査(2017年)によると、犬の飼育数は892万匹、猫は952万匹。調査開始以来、初めて猫が犬を上回った。

 猫は散歩が不要で、鳴き声などの騒音の心配もなく、飼育にかかる費用も一般的には犬に比べて安い。高齢化や核家族化、共働き世帯の増加が進む日本において、この手軽さが人気の理由だ。

 しかし、飼育のハードルの低さは1つの“病”も生み出していた。それが『アニマルホーダー』である。NPO法人ねこけん代表理事の溝上奈緒子さんが指摘する。

「異常な数の動物を集めて飼育してしまう人のことで、日本語では『過剰多頭飼育者』と訳します。対象は動物全般ですが、圧倒的に猫が多い。彼らは、動物を囲って自分の支配下に置き留めることが、動物のいちばんの幸せと信じ込んでいます。そのため、外で野良猫を見つけるたびに、『かわいそう』と感じて連れ帰る。それを繰り返すうちに家の中でどんどん繁殖し、飼育費がかさんで本人の手に負えなくなる。結果、自分の生活まで崩壊していくのです。

 アニマルホーダーは、自分が普通ではないことに気づいていません。1匹、1匹と増えていくうちに、命ある動物を飼っているという意識が薄れてしまう。また、アニマルホーダーになる人は、社会から孤立した高齢者に多いといわれています。孤独感から動物への依存を強めていくのだと思います。高齢化が進むにつれて、今後このケースは増えていくと思います」

 2016年の国勢調査によると、65才以上の高齢者は3342万人。うち562万人は単身世帯である。アニマルホーダーはどこにいても不思議ではない。

 多頭飼育に陥る人の中には、貧困者が多く、不妊去勢手術の費用を捻出できないケースも目立つという。

「そこで昨年4月、無料で不妊去勢手術を行うクリニックを設立したのですが、手術の当日になって『面倒だから』とキャンセルする人が非常に多いんです。手術をしないと、猫はすぐに繁殖してしまいます。こうした自分本位で時間や約束にルーズな人間性のかたは、多頭飼育崩壊に陥る傾向が強い気がします」(溝上さん)

 周りにいる人が気づくべきだが、特に猫の場合、鳴き声などが近隣に響きにくいため、察知しづらい。

「過去、東京都練馬区の一戸建てで、49匹の猫を保護したことがあります。この時も近隣や親戚だけでなく、隣に住んでいる人でさえ、多頭飼育に全く気づいていませんでした」(溝上さん)

 1度アニマルホーダーに陥ると自力での解決は難しく、行政やボランティア団体などの手を借りなければ、完全な克服は難しい。過去に猫18匹を飼い、生活が立ち行かなくなった都内在住のA子さん(29才)が、自身の経験を振り返る。

NEWSポストセブン 2018.03.06付記事抜粋





【動画】犬とアイボは友だちになれるか実験=ソニー提供


 犬は犬型ロボットと仲良くなれるのだろうか?

 犬型ロボ「aibo(アイボ)」を開発したソニーは、犬がアイボと対面したときの様子や、2週間の共同生活を送る様子を、哺乳類動物学者の今泉忠明さんに観察・分析してもらう実験をした。

 実験に使われたアイボは、1999年に世界初の家庭用ロボットとして発売した「AIBO」の後継機種で、今年1月に発売された。旧型は感情表現のパターンが決まっていたが、人工知能(AI)を搭載した新型は、鼻先のカメラで人の顔の情報を蓄積。遊んでくれた人をランク付けして愛らしい行動を返す。動きも機敏になった。旧型に比べ、より「犬」らしくなったと言える。

 実験の第1段階は「初対面」。年齢や犬種が異なる13匹とその飼い主がいる部屋に、アイボを投入し、初めて出会ったときの反応を観察した。

 13匹中9匹はアイボに近づいてにおいをかぎ、うち6匹がお尻のにおいを確認した。お尻のにおいをかぐのは、犬がどんな相手なのかを知り、コミュニケーションを取ろうとするときの行動だ。一緒に遊ぼうとしたり、飼い主がアイボをかわいがると再びにおいを確認したりする犬もいた。一方、アイボを遠巻きにみるだけで近づこうとしない犬も。飼い主がアイボをかわいがっても、アイボを怖く感じたのか、逃げようとした。

 第2段階は「共同生活」。13匹のうち5匹が飼われている3家庭にアイボを持ち込み、2週間一緒に暮らして犬の変化をみる実験だ。

 まずトイ・プードル(オス、6カ月)の家。初日はアイボに対して少し警戒していたが、飼い主がアイボにお座りなどの指示をすると、トイ・プードルもすぐにやってきて隣でお座りした。3日目には飼い主が呼ぶアイボの名前を理解したようで、「アイボ君と遊んでおいで」と言うと、アイボの耳やしっぽを軽くかむようになった。8日目にはおなかをみせてじゃれていた。

 次はジャック・ラッセル・テリア(オス、3歳)の家。アイボに電源を入れて動き出すと興奮し、一緒に遊びたがった。9日目にはアイボと同じようにお座りをしたり、伏せたりする様子が見られ、最終日に「もうお別れだよ」と伝えると、顔だけでなく背中やお尻までぺろぺろなめて、まるで別れを惜しんでいるかのような様子をみせた。

 そしてシバイヌ、サモエド、ミニチュア・ダックスフントの3匹が一緒に暮らす家。シバイヌ(メス、5歳)は2日目、ほかの犬がアイボに近づくと威嚇して追い払った。4日目、シバイヌがリラックスしている時にアイボが近づいても動じないようになり、残り2匹はあまりアイボに接触しようとしない。10日目には、シバイヌはすっかりアイボの近くにいるようになった。13日目に別れを伝えると、ジャック・ラッセル・テリアと同じように、シバイヌはアイボの顔やお尻などをぺろぺろとなめていた。

 今泉さんは、犬がアイボに対して仲間意識や気遣うそぶりを見せたことで、「犬がアイボを『生き物』として認識した」とみる。

 一家で複数の犬が飼われている場合、犬どうしで「順位付け」を行う習性がある。アイボと共同生活した犬は、警戒したり嫌がらせをしたりする行動がなくなり、一緒に遊ぶようになった。犬のテリトリーにアイボが入っても怒らないなど、変化が見られた。これは犬がアイボを自分より「下の存在」として認識していることを表すと、今泉さんはいう。「一緒に暮らす存在として『順位付け』している可能性が高いことが分かった」

 さらにちょっかいを出したり、同じ姿勢を取ったりするなど犬がアイボに対してとった行動は「思いやりに近しい行動と言える」といい、そうした存在が、犬の精神的な安定につながるという。今泉さんは実験をこう総括した。「アイボとの共生で犬に思いやりに近しい感情が育まれ、犬の成長につながる可能性を感じることができた」

朝日新聞 2018年7月30日付記事抜粋




「二度とトイレに金魚は流さない」 ツイート炎上の女性、取材に明かした「本音」.jpg
トイレで水に流される金魚


 19歳の女性だというツイッターユーザーが、金魚を生きたままトイレで流す動画を投稿して、批判が相次ぐ炎上騒ぎになっている。

 このユーザーは、トイレは池に直結していると聞いたとし、金魚を「自然に帰した」と主張したが、その後、J-CASTニュースの取材に対し、「二度としない」と反省の弁を述べた。

■「金魚が生きてられる訳ないだろ」

 黒い金魚が2匹、赤い金魚が1匹、洋式便器にたまった水の中を泳いでいる。そして、このユーザーとみられる人物がトイレの洗浄操作をすると、3匹はみるみるうちに流されていく。

 しかし、赤い金魚だけは、再びたまった水に戻り、ここで20秒強の動画が終わっている。

 動画は、2018年7月26日にアップされていた。投稿したユーザーは、前日に大阪・天神祭に友人と行ったと報告しており、そこで金魚すくいをしていた。金魚は、なんとトイレで飼おうと思ったというが、「自然に帰してあげることにした」。そして、「下水道通る時はちょっと臭いかもしれないけど強く生きるんだよ」と呼びかけている。

 この投稿は、2万件以上もリツイートされ、ネット掲示板でも取り上げられて、物議を醸している。

 「下水道の知識がなかっただけ」との声もあったが、寄せられた意見の多くがユーザーに対する非難だ。「金魚が生きてられる訳ないだろ」「こういうのは本当に許せない」「動物虐待で訴えたいレベル」「謝罪してください」などと書き込まれている。

 これに対し、ユーザーは、この日のうちに、ツイッター上で反論を始めた。


罪には問えないが、保健所「好ましくない」

 トイレは池に直結していると聞いたとし、金魚は生命力が強く、トイレで流したぐらいでは死なないとした。「すぐ死ぬ運命である金魚すくいの金魚を一刻も早く救って池に帰しただけ」と主張している。

 しかし、27日になって、勤務していた店にもクレームが殺到して、解雇されたとツイッターで明かした。このユーザーは、店のサイト上でも動画をアップしていたが、同日夕時点でプロフィールとともに削除されている。

 名古屋市の下水道計画課にJ-CASTニュースが7月27日に聞いたところでは、トイレで流した水は下水処理場を通ってすべて川に流している。金魚については、下水道管の汚水で酸欠状態になったり、処理場のポンプのスクリューに巻き込まれたりして、生きているのが難しいのではないかという。

 金魚などの魚類については、動物愛護法第44条違反(動物虐待)の罪には問えない。しかし、市の動物愛護センターは、「一般的な意味での虐待には当たり、受け入れられない人の方が多いと思います。ペットを遺棄するのは好ましくないため、うちのような保健所が注意することになると思います」と言っている。

 問題の動画を投稿したユーザーは、7月30日までに取材に答え、結果的に金魚を死なせたことについて、「暑い中金魚を持ち歩いていても死ぬだけだからなぁ というのが本音」だとした。自宅ではなく大阪市内のJR天満駅のトイレで流したといい、赤い金魚も流してしまったという。その一方で、「もう二度とトイレには流さないし一応反省はしています」とも答えた。また、動画を投稿したツイートなども、同日まで削除している。

日刊ゲンダイ 8/1(水)付記事抜粋




「飼いたいなら…」中国で迷子犬捜索ポスターがバカ受け.jpg
飼い主泣かせの「花猪」


「この犬を捜しています!」という迷子犬の捜索ポスターと言えば、飼い主が、どんなにその犬をかわいがっているかを伝えるのが普通だ。ところが、中国四川省成都市に住む不動産業者の汪(わん)さんの場合は、ちょっと違っていた。

 中国紙「封面新聞」(7月25日付電子版)などによると、汪さんが7月22日、“愛犬”のシベリアンハスキー「花猪」を散歩に連れて行ったところ、リードが外れ、花猪は別の犬を追いかけてどこかに行ってしまった。そのまま行方不明に……。

 汪さんは自宅に戻り、こんな迷子犬の捜索ポスターを作製した。

「名前=花猪(名前を呼んでも反応しません)、性別=オス、年齢=1歳、色=灰色と黒」

「2018年7月22日に第二環状陸橋で見失いました。この子はもう野良犬になりたいんだと思います。この子を見つけた方、もし飼いたいと思うなら、ぜひそうしてください(3日に2回ほど逃げ出すので、もう手に負えないのです)。どうか、かわいがってあげてください。食べ物は通常のドッグフードに加え、週5キロの鶏の胸肉をあげてください。もし飼いたくないのなら、私に返してください」

 手のかかる犬に頭を抱える様子がダイレクトに伝わる汪さんの捜索ポスターは、バカ受け。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で急拡散し、マスコミも次々にこの話を報じた。

 封面新聞によると、汪さんは、花猪が生後2カ月の時から飼い始めた。1人暮らしで仕事も忙しいが、毎日、朝1時間半、夜も1時間半、散歩に連れて行っているという。

 そして7月25日。ある女性から汪さんに連絡が。彼女の家の近くに花猪がいるという。花猪はその女性が飼っているメスのシベリアンハスキーを追いかけていたのだ。

 女性はもちろん花猪を飼うつもりはなく、汪さんが引き取った。

 汪さん、花猪に手を焼いてはいるものの、やはり愛しているようで、南華早報の取材に、「あの子がやっと見つかりました。助けてくださった皆さまに深く感謝いたします。あの子が何回も逃げ出すたびに、教訓を得ています。宝物がまた自分の手に戻ってきたような気持ちです」と語った。

日刊ゲンダイ 8/1(水)付記事抜粋




 都内のネコ・カフェでネコのパルボウイルス感染が発生したとし、これがネット上で騒動になっている。結論からいえば、適切なワクチン接種でほぼ防げるウイルスだ。パルボウイルスとは何か、感染を広めないためにどうすべきか、専門家とネコ・カフェ店長に話を聞いた。


パルボウイルスとは

 ネコ好きは多いが、気軽にネコと触れあい癒やされる空間としてネコ・カフェが人気だ。そんなネコ・カフェのTwitterから、ネコ・パルボウイルス感染が都内で発生したとし、予防のために店間の「はしご」を禁止にするネコ・カフェも出るなどネット上で大きな話題になっている。

 このパルボウイルス(Parvovirus)は、多種多様なウイルスの総称だ。哺乳類などの脊椎動物だけではく、ヒトデなどの無脊椎動物にも感染する種類がいる。

 ウイルスのサイズが小さいため、最初に発見されたのは1960年代だ。その後、ヒトやイヌ、キツネなどの種類が1970年代に発見された。ヒトが感染した場合、いわゆるリンゴのような頬になる伝染性紅斑の原因にもなる。

 かなり変異しやすいウイルスでもあり、ウイルスの遺伝子を調べたところ、ネコやアライグマ、キツネ、ミンクなどのパルボウイルス(Canine parvovirus、CPV)が変異し、イヌのパルボウイルス(CPV Type-2)になり、その後さらに変異して1970年代の終わり頃にイヌ・パルボウイルス(CPV Type-2a)になり、1984年からはネコ・パルボウイルス(CPV Type-2b)に変異したことがわかったという(※1)。

 ネコ・パルボウイルスに感染すると、免疫系が損なわれるネコ汎白血球減少症(Feline panleukopenia virus、FPV)などの病気になる。発熱や嘔吐、下痢、血便、食欲不振といった症状が出て栄養失調になり、免疫不全で死ぬことも少なくない。

 筆者のかかりつけ獣医師に話を聞いたところ、ネコ・パルボウイルスの感染例は特に都市部で減ってきているという。ワクチン接種していない野良ネコが都市部で減っているのが理由だ。だが、地方の野良ネコ繁殖地などでは、まだウイルスを持ったネコがいるらしい。

 獣医師によれば、パルボ・ウイルスは、適切なワクチン接種により予防できるという。免疫力が極端に落ちている状態だったり、子ネコや高齢ネコを除き、ほぼ100%予防できるのだ。

 だが、パルボウイルスは、アルコールや熱湯による消毒でも除去できず、日常環境でたやすく死なないほどタフで、数ヶ月以上は生存し続ける。ウイルスの多くは外気に触れたり乾燥したりすると死滅するが、パルボウイルスの場合、漂白剤(5〜6%の次亜塩素酸ナトリウム)で10分以上、除菌しなければ消毒しきれないようだ。

 ネコからヒトへというように違う種類の生物には感染しないが、ウイルスが生き残っていた場合、感染したネコの体液や糞便、ウイルスを持ったノミやダニによって運ばれる危険性も高い。パルボウイルスは感染力が強いといわれるゆえんだ。


完全室内飼いでもワクチン接種

 前述したように、パルボウイルスは数年単位で変異しやすいため、ワクチンで抗体ができず、効果がなくなっている恐れもある。獣医師が立てたプログラムに従い、適切な時期に変異ウイルスに対してアップデートされたワクチンを定期的に接種することが重要だ。

 完全室内飼いだからといって安心し、ワクチン接種を怠ると、飼い主がウイルスを運び入れるなどして大事な飼いネコに感染し、さらに感染を拡大させるかもしれないと獣医師は警告する。

 Twitterを発信した「猫カフェきゃりこ」(新宿と吉祥寺)の店長、福井隆文さんに話を聞いたところ、これまでネコ・カフェでのパルボウイルス発症はほとんどなく、過去に2回ほど保護ネコの店舗で出た程度だったので驚いているという。

 福井さんのネコ・カフェのネコたちは全て適切なワクチン接種済みで、ネコ・パルボウイルスは適切なワクチンを接種していれば感染を防ぐことができる。

 福井さんは、ネコ・カフェの過度な「はしご」をしなければ今までどおりネコと触れ合って欲しいという一方、感染を広げないためにもネコの飼育者は自分のネコにきちんとワクチン接種をして欲しいと訴えた。

masahiko.ishida.180 株式会社 醍醐味エンタープライズ 8/1(水)付記事抜粋




犬猫展示販売中止、ペットショップが決断 飼育放棄減を願い.jpg
子犬や子猫の生体展示販売をやめるペットショップ「バウワウ運動公園店」=福井県福井市福新町


 飼育放棄された犬猫の殺処分や、大量繁殖場「子犬工場(パピーミル)」が社会問題になる中、福井県福井市内のペットショップが、子犬や子猫を店頭のショーケースに並べる生体展示販売の中止を決断した。命の「売れ残り」などが生じやすい手法を見直し、飼育放棄につながりやすい衝動的な購入を減らす。今後は、フードや用品販売、毛をカットするトリミングなど犬猫の一生に寄り添うケアサービスに力を入れていく方針で「飼い方や食事、しつけの助言で信頼されるショップになれば十分やっていける」としている。

 生体展示販売をやめるのは福井市福新町のバウワウ運動公園店。1985年に市内で開業し、移転した現在の「北陸最大級」の店舗で、トリミングを行うほか、国内外のフード、用品を取りそろえる。運動場のドッグランも無料開放している。

 開店当初から行ってきた生体展示販売の中止について、店長の酒井伸明さん(35)は「展示販売に否定的な人が一定数いて、自分自身も(否定的な意見に)一理あると思っていた」と話す。

 生体展示販売を行うショップの多くで行われている「抱っこさせ、聞かれない限り詳しい説明をしないような、衝動買いをさせるやり方」には反対だった。購入後、説明不足が原因で「思ったよりほえる、毛がたくさん抜けるからいらない」と安易な飼育放棄につながるケースが少なくないことにも疑問を感じていた。

 バウワウ運動公園店はこれまでも「ブリーダーから一匹一匹厳選してもらって」販売し、ペットの状態に応じたフード販売などアフターケアにも力を入れてきた。飼育上のトラブルが起きないよう心掛け、スタッフにも無理に勧めないよう指示。顧客に購入を思いとどまらせたこともあるという。

 生体展示販売は今年3月に仕入れた子猫たちで取りやめ、犬猫を購入したい人にはブリーダーを紹介するなど相談に応じる。今後は厳選したフード、関連グッズの販売やトリミングに一層力を入れていく考えだ。これまでの知識と経験を生かし、「ペットライフを送る飼い主と信頼関係を築いて一生の付き合いになれば」と考えている。

 生体展示販売を「犬猫の大量生産・大量消費の温床」と訴えてきた公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長の女優杉本彩さんは「ペット業界は時代にあったモラルあるビジネスへの転換が求められている。(生体展示販売をやめる)英断に心から敬意を表したい」とコメント。買う側にも「自分の消費行動が動物たちを苦しめことを念頭に置いて、責任ある選択をしてほしい」と呼び掛けている。

福井新聞 7/28(土)付記事抜粋




 国民的な歌手だった父「坂本九」は、突然、飛行機事故でこの世を去った。深い悲しみの中、母は小学生だった娘たちに子犬を贈った。その犬に支えられて成長した次女は、やがてタカラジェンヌとなり、宝塚を退団した後も、歌を通じて動物の命の大切さを伝えてきた。あふれる思いを聞いた。

 1985年8月、暑い夏の日。東京発大阪行きの日航ジャンボ機が、群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に墜落した。520人が死亡する大惨事だった。同機には『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』などのヒット曲で知られる歌手・坂本九さんも乗っていた。43歳だった。

 最愛の父を失った時、次女の舞坂ゆき子さん(41)は8歳だった。

 事故の後、母の女優・柏木由紀子さんは、娘たちにマルチーズの子犬を贈った。

「悲しくて、3歳上の姉と、母と、みんなで泣いてばかりでした。事故の2カ月後くらいに、母が子犬をプレゼントしてくれて、それが『桃吉』でした。可愛い姿に自然と笑顔が増えて、涙ばかりだった家の中が明るくなったんです。学校から帰るのも、楽しくなりました」

 その犬に癒やされ、支えられて、舞坂さんは成長した。やがて父と同じエンターテインメントの世界を目指し、高校2年の時に東京を離れ、宝塚音楽学校へと進んだ。

「当時は携帯などないし、家に電話もできない状態。それで母が桃吉の写真を送ってくれて、その写真に癒されました」

 宝塚歌劇団では娘役として活躍し、さらなる夢を求めて6年で退団。その少し前に「桃吉」が老衰で亡くなっていた。

 東京に戻ると「犬のいない生活は考えられない」と、トイプードルの「つむぎ」をブリーダーから迎えた。その後、間もなくして同じトイプードルの「ゆうき」を迎えた。

犬に恩返しをしたい

 2匹のかわいがりながら、舞坂さんは、犬に関わる仕事をしたいと考え、ペットグッズ店でアルバイトを始めた。現場で様々な犬や飼い主さんと触れあいながら勉強した。まず興味を持ったのが、犬の服だった。

「『ゆうき』にアレルギーがあって、皮膚を触らないように服を着せていました。服を着せることには少し抵抗もあったのですが、着せるなら可愛い方がいいし、おそろいで『つむぎ』にも着せたい。でも、なかなか良いデザインが見当たらなかったんです。さらに、働いているうちに、店先で行われる犬や猫の譲渡会を知って、心を揺さぶられました」

 譲渡会には、一度飼われながら、人の勝手で捨てられ、次の飼い主を待つ犬や猫が多く参加していた。可愛がる人がいる一方で、世の中には動物をモノのように捨てる人もいる。 飼育放棄の実態を知り、世の中を変えるために何かできないだろうかと考えた。

「犬に負担がなく、可愛い洋服を着る。その楽しみを飼い主さんが知ることで、遺棄を減らす何かにつながらないか。そのために今までにない服を作りたい。さらに遺棄される動物の現実について、歌で伝えられないかと思ったのです」

 2009年、ドッグウェアブランド「chu che(クーチェ)」を立ち上げた。翌年には、イベントやライブで歌って人気を博したオリジナル曲『ボクものがたり』をCD発売した。歌詞は切ない内容だ。

――ずっと幸せに暮らすと思っていた飼い主が、いつしかつれなくなる。そして、久しぶりのお出かけ。連れていかれた先は、暗く冷たい部屋だった。仲間の叫ぶ声が響いてくる――

「あるがまま、ストレートな歌詞ですが、その曲をたまたまラジオで聴いておられた絵本作家のいもとようこさんが『まったく同じことを考え、本を作ろうとしていた』とCDを取り寄せて、一緒にお仕事をしましょうと言ってくださったんです」 

 そうして、舞坂さん原案で、いもとさんが文と絵を担当した絵本『ボクものがたり』(金の星社)が、2012年に発売された。絵本は今も読み継がれている。

子育てと、老犬の介護と

 インタビューの場所は、犬と一緒に入れる「カフェ・ミケランジェロ」(東京・代官山)だった。

「この辺り、よくお散歩をしていて、このお店もよく来ていました」

 舞坂さんは笑顔で話し始めた。だが、実は前月、愛犬の「つむぎ」(メス、16歳)を見送ったばかりだった。

「半年前にはゆうき(オス)も15歳半で亡くなりました。お別れが続いたのでショックでしたね。全力でお世話をして、1分1秒、一緒にいる時間を大事にしてきましたが……」

 舞坂さんは約4年前に結婚し、3歳になる息子さんがいる。出産後間もなくして、犬たちの病気が発覚したため、育児のかたわら、頻繁に通院し、犬を世話する必要があった。母や夫の助けを受けながら、子育てと老犬の介護の両立させてきた。

「どちらもちゃんとしたい、というもどかしさがありました。息子を抱っこ紐で抱きながら2匹を連れて動物病院に行くこともありました。家で『つむぎ』を抱くと、息子が妬いて『むーちゃん、下に置いて』と言うことも。でも、だんだんと息子もわかってきて、震える犬にすっぽり毛布をかぶせたり、『ママ、おくすりあげた?』とか、『てんてき、やろうか』と言ったり。優しく接するようになりました」

いつまでも一緒に

 切々と語る舞坂さんの胸元に、シルバーの星型ペンダントが光っていた。そっと手を添えて、舞坂さんが微笑む。つむぎのお骨の一部を入れているのだという。ゆうきのペンダントはバッグにしまっている。

「身に着けると心が落ちつくし、一緒にいられる気がして。『つむぎ』は一度意識をなくしてから、奇跡的に立ち上がって、その後1週間生きました。亡くなる直前に耳元で歌を歌ったら、合わせるようにクウンクウンと鳴いたんです。すごかったな……」

 小さな息子には「むーちゃんも、ゆうきも、お月様になった」と伝えているそうだ。

「母と姉の3人でファミリーユニット(ママエセフィーユ)を作り、父の歌を歌い継いでいますが、それと別に、“人と動物のきずな”のための活動もゆっくりと続けられれば」

 亡き父の代表曲には、こんな歌詞がある。

 上を向いて歩こう
 涙がこぼれないように

 小さかった少女は、犬たちに支えられながら、妻となり、母となった。寄り添ってきた「桃吉」も「ゆうき」も「つむぎ」も、そして父も、今後の人生を優しく空から見守っていくことだろう。

sippo 7/29(日)付記事抜粋




家族のような愛犬との楽しいひとときは飼い主にとって大きな癒しだ。暑い夏には、愛犬をビーチへ連れて行く機会も増えることだろう。しかしこのほど米フロリダ州タンパで、飼い主とビーチで楽しい時間を過ごした犬の容態が急変し、命を落とす出来事が起こった。『Mirror』『wfla.com』などが伝えている。

高校教師を目指してサウスフロリダ大学(University of South Florida)で学んでいるクリス・テイラーさん(29歳)。彼にとって日々の疲れを癒してくれるのは、愛犬“O.G”の存在だった。

ラブラドール・レトリバーのO.Gは生後3か月の時からクリスさんに飼われており、この7年間はどこへ行くにも一緒だった。クリスさんにとってO.Gは、大切な家族の一員である以上に息子のような存在でもあったという。

何よりも水遊びが大好きなO.Gを連れて、息抜きにビーチへ出かけるのがクリスさんの楽しみのひとつでもあった。7月9日もいつものようにO.Gを連れてハネムーン・アイランド州立公園のドッグ・ビーチへ向かい、何時間も遊んだ。しかしその夜、O.Gの容態に変化が現れた。

O.Gは下痢や嘔吐に見舞われてしまい、クリスさんは心配しながらも「きっと疲れが出たのだろう。休ませたら良くなるかもしれない」と思い様子をみることにした。翌日に餌と水を少し口にしたO.Gを見たクリスさんは、このまま具合が良くなってくれることを願った。

ところが11日になって、O.Gの具合が悪化した。クリスさんにまるで反応を見せず、どこか一点をぼんやりと見つめて餌を一切口にしなくなったのだ。クリスさんはすぐに動物病院へ駆け込んだが、タンパベイ緊急動物診療サービス(Tampa Bay Emergency Veterinary Services)のケイティー・メイヤー獣医師は、O.Gを救うことは手遅れだと悟った。O.Gは塩水中毒になっており、深刻な脱水症状と脳損傷を起こしていたのである。

けいれん発作を起こしているO.Gの姿を見たクリスさんは、涙ながらに「痛がっているのか」と尋ねると、メイヤー獣医師は「もう自分がどこにいるかも分かっていないはずですよ」とO.Gが助かる見込みはないことを伝えた。楽しいビーチでの遊びが愛犬に死をもたらす結果となってしまったことについて、クリスさんは「塩水中毒なんていうことは想像もしていなかった」と悲しみを露わにした。

O.Gのように塩水中毒が原因で愛犬を亡くしてしまう飼い主は少なくないと、メイヤー獣医師は語る。

「海水は動物にとって非常に有害となる可能性があります。犬が大量の海水を飲んでしまうと生命の危機に瀕する事態に陥ることもあり、まさにO.Gのように脱水症状や脳損傷、けいれん発作などを生じさせます。徐々に症状が悪化していくので、飼い主はどれだけ深刻かということに気づかない場合が多いのです。ナトリウムのレベルが体内で極端に高くなると脳に影響を及ぼし、ペットの命が脅かされることになります。ビーチに犬を連れて行くときは2時間までと決めてください。そしてその間、30分ごとに新鮮な水を与えて休憩させてあげてください。」

このニュースを知った人からは、「これは気の毒すぎる…飼い主も犬も」「犬を連れてビーチに行く時は気をつけなきゃいけないってことだね」といった声があがっている。

Techinsight 2018.07.25付記事抜粋





調査チームのメンバーがオリーブヒメウミガメの鼻腔からストローを引っ張り出す。【閲覧注意:流血と乱暴な言葉が含まれます】


 オリーブヒメウミガメの鼻からプラスチック製のストローを10分近くかけて研究者らが引っ張り出す、胸を突き刺すような動画がネットで話題を集めている。

「(最初は)寄生虫ではないかと思いました」と語るのは、コスタリカの沖合でカメを助けたクリスティーン・フィグナー氏だ。

 米テキサスA&M大学でカメを研究している彼女のチームは、ウミガメの交尾に関するデータを収集している最中、体重35キロほどのオスの鼻に何かが詰まっていることに気が付いた。

 ペンチを使って鼻孔からその物体を数センチ引っ張り出し、端を切り取って確認してみると、それはクシャクシャに潰れて茶色くなったストローだった。

 ウミガメの脳に取りついた寄生虫ではなかったことが確かめられたため、彼らは鼻に詰まった10センチほどのストローをすべて抜き取ってしまうことにした。

 その場でストローを抜いてしまった方がいいと判断したのは、獣医に連れて行くまでには何時間もかかるし、また連れて行ったところで、獣医がウミガメの扱い方を知っているという保証もなかったためだ。

「あんなものがウミガメの中から出てくるなんて、とても信じられませんでした」とフィグナー氏は言う。

◆プラスチックだらけの海

 フィグナー氏は何年も前からプラスチック製ストローに反対する運動を行っているが、ストローがウミガメの鼻の穴に詰まってしまうとは考えたこともなかったそうだ。鼻腔の奥までストローが貫通したウミガメは、いかにも呼吸がしにくそうに見えた。

 フィグナー氏によると、ビニール袋や歯ブラシなどがウミガメのおなかの中から見つかることは珍しくなく、釣り針が口や手足に刺さっていることも多いという。

 ストローがどうやってカメの鼻腔に入り込んだのかは定かではないが、おそらくは何かの拍子にストローを飲み込んだときに喉につまり、吐き戻そうとして失敗したのではと考えられる。

 ヒメウミガメは海底にいる甲殻類を捕食するため、獲物と一緒にストローを吸い込んでしまったのかもしれない。

 カメの食道と気道はつながっている。人間も同様で、飲み込んだものが鼻の穴から出てくることがあるのはそのためだ。カメが吐き出そうとしたストローが偶然気道に入り込み、鼻腔に詰まる可能性はある。

 調査チームはカメの鼻を消毒し、元気そうにしていることを確認してから、海に放してやった。

 フィグナー氏は、ストローは無駄なもので、最後は海に捨てられて漂う5兆2500億個ものゴミをさらに増やすだけだと主張する。

 ストローがなくとも飲みものを飲むことはできるし、「この動画を見てもらえば、ストローが最終的にどこに行き着くのかを、広く知ってもらうことができるでしょう」と彼女は言う。

NATIONAL GEOGRAPHIC 2015.08.20付記事抜粋




「いったい何百回、言わなきゃいけないんですか。モノは持ち帰ってくださいって」

浜辺に漂着した折りたたみ式のイス、そしてウミガメの死骸。環境保護団体が7月14日、フェイスブックに投稿した衝撃的な写真が衝撃を広げている。

死骸は、最も深刻な絶滅の危機にある「ケンプヒメウミガメ」のもの。折りたたみ式イスの紐が、首に巻き付いていたという。写真を投稿したウミガメの保護団体「フォート・モーガン・シェア・ザ・ビーチ」のデビー・ハービン氏は、それがウミガメの死因だと考えている。

ハービン氏は「浜辺にイスを置き去りにしても何の害もない、そんな風に考える人が多すぎます。このイスはカメの首に巻き付いていました。こんなショッキングな写真をお見せして申し訳ないのですが、本当に怒りがわいてきたので」とフェイスブックに書き込んでいる。

ビーチ・チェアと死んだウミガメ 覚えておきたい1枚の写真 _ 1.jpg

団体のフェイスブック投稿には、怒りに満ちた言葉が添えられている。

「ええ、本当に怒っていますよ。いったい何百回、言わなきゃいけないんですか。モノは持ち帰ってくださいって」「ちょっとした良識ですよね。『持ち帰って』と言うときには、この写真を見せることにします」

ビーチ・チェアと死んだウミガメ 覚えておきたい1枚の写真 _ 2.jpg

地元放送局WKRGによると、これらの写真はアラバマ州のボン・セカー国立野生動物保護区の浜辺で撮られたものだという。「あまりに多くのモノが、ビーチに置き去りにされ、波にさらわれています」と、ハービン氏は語っている。

浜辺に置き去りにされたビーチ・チェアが、ウミガメの産卵・ふ化の邪魔になりうるという指摘は、以前からある。

特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会・黒島研究所のサイトによると、ウミガメは肺呼吸のため、水面で息継ぎができないと溺れ死んでしまう。日本の海岸にも毎年300〜700体のウミガメの死骸が流れ着く。魚を捕るために設置された網にからまり、溺死するケースが多い。

HUFFPOST 2018年07月15日付記事抜粋




金メダルのザギトワ選手もグーグルも、秋田犬にぞっこん

 長年続いた猫ブームについに強敵が現れたかもしれません。

 忠実で黒目がちな瞳と、モフモフの毛がかわいい秋田犬(あきたいぬ)。先日の2018年平昌五輪「フィギュアスケート女子」のザギトワ選手も、獲得した金メダルのご褒美に「秋田犬が欲しい」と言っていて、世界的に注目度が高まっています。

 まさかザギトワ選手がそんな発言をすると予見したわけではないでしょうが、先見の明があることで定評のある検索大手のグーグルは、いち早く秋田犬のポテンシャルに目をつけていました。

 「『忠犬ハチ公』のふるさと」として知られる秋田県大館市と協力し、世界初のプロジェクト「ドッグビュー」を実施したのです。秋田犬の背中に全方位撮影可能な小型カメラを装着し、「犬目線」での写真を撮影。それを地図検索サービス「Googleストリートビュー」で公開するというものです。2月20日、その撮影風景を見学させていただく機会に恵まれました。

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※秋田犬によるストリートビューはGoogle Street Viewで大館市に行くと閲覧できます。写真は大館駅前での光景。


▼犬目線の「Googleストリートビュー」撮影会に密着

 「これまでにも、羊の背中にカメラをつけたり、砂漠でラクダの背中にカメラをつけたりしました。でも秋田犬は世界初です」と、有能そうなグーグルの美人社員さん。

 「ちなみに猫のご予定は……」
 「猫はリードを着けてお散歩する習慣がないので難しいかもしれませんね」

 猫好きとしてあきらめきれなくてすみません。今日は、犬の魅力を素直に受け入れようと思います。


プーチン大統領もヘレン・ケラーも秋田犬が大好き

 まず、秋田犬について深く知るために訪れたのは、秋田犬会館。周囲にうずたかく雪が積もる中、会館の入り口脇に1匹の秋田犬が、そして受付にも1匹の秋田犬がいて、出迎えてくれました。猫はここまでホスピタリティ旺盛ではありません……。

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秋田犬会館の受付で秋田犬が出迎えてくれました。


 受付で出迎えてくれた秋田犬。自分の役割を全うしようという使命感が。この秋田犬会館の展示で知った秋田犬の知識は……。

 (1)縄文犬の血を引いていると言われ、人間に忠実な性格のため狩猟のお供をしていた。

 (2)明治時代と大正時代の頃は、洋犬とかけあわせて攻撃的な闘犬になっていた時期もありましたが、今では本来の秋田犬の姿に戻りつつあるそうで、現在では国の天然記念物として保護されています。

▼ハリウッド映画にもなった渋谷駅のハチ公も秋田犬

 (3)2012年に東日本大震災への支援のお礼としてロシアのプーチン大統領に秋田犬が寄贈されたのは有名ですが、もっと以前にアメリカの社会福祉活動家ヘレン・ケラーも秋田犬を大変気に入って、もらい受けたという歴史がありました。

 (4)ハリウッド映画にもなった渋谷駅のハチ公の物語は有名ですが、他にも忠犬の伝説がありました。それは江戸時代、シロという秋田犬のエピソード。マタギの許可証を忘れて猟をしていたら、不審者として捕らえられた主人の定六。シロは家に走って奥さんに鳴いて訴えて許可証を取ってこようとしたのですが、奥さんがなかなか気付かず、結局間に合わなくて主人は処刑されてしまいます。ハチ公以上に切ない伝説です。ほどなくしてシロも亡くなり、哀しみと悔しさで不成仏霊として祟りを発動したシロの魂を慰めるため、山に「老犬神社」が建てられました。犬を祀っている神社は珍しいそうです。

 ――と、展示物などを見ながら知識を深めていたところ、前出の美人社員さんがおっしゃいました「今日、このあとその神社に行きますよ」。えっ、そんないわく付きのスポットに……。江戸時代の話なので、鎮魂されていることを祈ります。


外国人客が我先に秋田犬と撮影し、インスタへアップ

 途中に寄った大館駅前には「あこ」と「飛鳥」という双子の姉妹の秋田犬(2016年生まれ)がいて、海外の観光客が次々と犬と撮影していました。インスタ映えするIt Dog 秋田犬。外国人に大人気です。

 「(秋田犬は)SNSでも有名ですよ」

 と大館市の観光課の方は喜んでいました。今回の秋田犬の話は、グーグルが秋田県と協力して観光名所をストリートビューで公開する計画を立てた一環で持ち上がったそうです。

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大館市駅前のハチ公像にて。「飛鳥」と「あこ」。気温はマイナスですが犬は楽しげです。


▼地方自治体と巨大IT企業の間を取り持つ、秋田犬

 大館市観光課としては、秋田犬のストリートビューの話題が盛り上がることで観光客がさらに増えるなどの相乗効果を期待しています。またグーグルとしても、ストリートビューの認知度がさらに高まるという、双方に利点があるお話。地方の自治体と世界を代表するIT企業の間を取り持つのが、秋田犬。完璧な計画です。

 その後、私たちは時々吹雪く荒天の中、「老犬神社」に向かいました。

 フワフワの毛並みで寒さに強い秋田犬は大丈夫だとして、問題は人間です。車2台に分乗し、雪の中、老犬神社へ。雪道に慣れた現地の方が運転する車をしっかり追走するグーグルストリートビュー担当の女性のドライブテクに驚かされましたが、窓の外は真っ白で、東京だったら自宅待機する状況。雪国の人は普通に出かけていてすごいです。

 神社に行くためには、車を降りて数百メートル歩かなければなりません。でも、あたりは真っ白。かなりの積雪量の上にさらに容赦なく雪が降ってくるのです。ところが、グーグル美人社員さんたちは全く動じず有言実行(計画を推進)しようとします。そのポジティブさや気力に感じ入りました。


犬越しに見る雪景色は「キレイでかわいい」

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 雪道を歩くときに助けてくれたのは、リードでグイグイ引っ張ってくれた秋田犬の「あこ」です。猫ではありえない牽引力です。犬登山というのもよいかもしれません。

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山道を引っ張ってくれる秋田犬。下りはちょっと怖いです。


 秋田犬の背中につけられたカメラは、時折「ピュルッ」とシャッター音を響かせ360度の全方位を一度に撮影していました。写真を見ると、犬の頭部と背中、しっぽも写っていて、犬越しに雪景色を見ることができます。かわいいです。

 ところで気になったのは、油断すると「あこ」のしっぽが垂れ下がってくることでした。「尻尾を巻いてあげてください」と何度か大館市観光課の方に言われて、尻尾を巻きなおしました。秋田犬はくるっと巻かれたしっぽがチャームポイントですが、警戒心や不安な気持ちがあるとしっぽが下がってくるそうです。もしかしたら、神社から発せられる目に見えない何かの気配を感じていたのでしょうか……。


人間が見えないものを感知する犬の「能力」を活用

 人間よりも見えないものに対する感度が高い犬にカメラを装着すると、耳やしっぽ、背中の毛の状態で土地のエネルギーがわかりそうです。しっぽが垂れるだけでなく、背中の毛が逆立っていたら、かなり危険です。

 でも逆に言えば、しっぽが上向きで犬が喜んで歩いているところなら、行っても大丈夫な証拠でしょう。そんなセンサーがわりに犬の能力を活用できるのではないか、ということをこの秋田犬ストリートビュー撮影会で感じたのでした。

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背中にはリコーのカメラを装着。老犬神社の「シロ」の気配を感じているのかどこか神妙な表情の「あこ」。


PRESIDENT・辛酸なめ子 2018.3.3付記事抜粋




「マサル」のいとこは「マサオ」

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子犬になつかれ満面の笑みを浮かべているのは、大相撲 元横綱 朝青龍さん。
現役時代の厳しい形相からは想像もつかない、デレデレの笑顔。
この愛くるしい子犬は「秋田犬」。
朝青龍さんから、「秋田犬が欲しい」との要望を受けた秋田犬保存会が、10日モンゴルを訪れ生後2カ月になるオスの子犬を朝青龍さんに贈呈した。

秋田犬といえば、平昌オリンピックフィギュアスケートの金メダリスト、ロシアのザギトワ選手に贈呈されたメスの秋田犬・マサルが有名だ。

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実は、朝青龍さんに贈呈された秋田犬は「マサル」のいとこで、その名前は「マサオ」。
ちなみに、漢字では「勝雄」と書くそうだ。

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再生回数100万越え!

今や世界中で愛されている秋田犬。
その発祥の地とされる秋田・大館市では11日、秋田犬の背中にカメラをつけて散歩している姿が…。

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地図上の景色を、まるでその場にいるかのように360度見渡せるグーグルのストリートビュー。
今年、平成30年が戌年であることから「あ、きた(いぬ年)キャンペーン」と銘打ち
大舘市の人気スポットを、“秋田犬の目線”で楽しむことができる映像を3月に公開。
秋田犬の丸まったしっぽやピンと立った耳などが観光地の風景に映り込んでいる臨場感が人気となり、
再生回数は半年で100万回を超える結果となった。

今回、さらに画像を投稿するため、大館市が飼っている秋田犬「あこ」が、背中にカメラを背負い、夏でも涼しい風が吹き出す大館市の名所「長走風穴」や、秋田県の文化財等に指定されている「鳥潟会館」、県内でも屈指の歴史がある「松峰神社」の3か所で撮影に臨んだ。

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大館市観光課は、「ストリートビューで見られる大館市の風景に秋田犬を映し出すことで、秋田犬に会える大館市を、皆さんに、画面上からでも楽しんでもらえればと思う」と話す。

日本が誇る秋田犬。その人気は、世界中に広がっている。

FNN PRIME 7/12(木)付記事抜粋




天国へ行った「お父さん犬」カイくん子供は7匹もいた.jpg

「カイが樋口さん、上戸さんにお会いできる最後の機会かなと思い、昨秋、CMの撮影現場に連れていったんです」

”白戸家のお父さん” として一躍人気犬となったカイくんが、16歳で天国に旅立ったのは、6月26日のことだ。

 このほど、カイくんが所属していた湘南動物プロダクションの坂本紀江代表が、ソフトバンクのCMで共演した上戸彩(32)、樋口可南子(59)と最後に会ったときのエピソードを語ってくれた。

「カイは、樋口さん、上戸さんとは久しぶりの再会でした。上戸さんは『お父さん!』と声をかけて、そっと寄り添って微笑んでいらっしゃいました」

 引退後は、仲間たちと元気に過ごしていたが、上戸たちと “お別れのあいさつ” を交わしたころから、徐々に体が弱ってきていた。

「足も思うように動かず耳も遠くなっていましたが、そのときは背筋も伸びて、役柄の『お父さん』としての顔が戻ったようでした」(坂本代表)

 最期は眠るように逝ったという。

「寂しいですね。家族の一員であり、会社の一員でもありましたから。それに、悲報を聞いた全国のカイのファンから、花などが届いているんです。カイは皆さんの犬でもあったんだな、と感謝の気持ちでいっぱいです」(同前)

 子供を7匹も授かった北海道犬のカイくん。うち2匹は、その後を継いで “お父さん” 役を務め、娘役の上戸と軽妙な掛け合いを演じている。

 2016年末の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)最終回ではソフトバンクの特別編CMが流れた。そこでは “お父さん” が空を見上げ、「さよならじゃ、ないよな」とつぶやく印象的なシーンが。

 今回の訃報に接した多くのファンたちが、このセリフをSNSにアップした。

 白戸家の物語は、まだまだ続くのだ。

湘南動物プロダクション・FLASH 7/13(金)付記事抜粋




 犬は暑さや湿度に非常に弱い動物です。人間のように汗をかいて体温調節することができないため、パンティング(開口呼吸)によって体温を下げようとします。しかし、炎天下の直射日光や、風通しが悪く湿度が高い場所では体温は下がりません。犬の熱中症対策について、「はる動物病院」の藤原千春副院長にお話しをうかがいました。


熱中症って、どんな病気?

 炎天下で散歩したり、窓を閉め切った蒸し暑い部屋や車内にいたりすると、犬が熱中症になる危険があります。体温の急激な上昇にともなって脳の温度が上がり、体温調節中枢の機能が低下してしまうのです。その結果、さらに体温が上昇する悪循環が起こってしまいます。

 体温(直腸温)は41〜42度まで上がり、舌は鮮紅色〜紫色に。さらに進行すると、ショック症状から死にいたる、恐ろしい病気です。

 特に、ボストン・テリア、パグ、ブルドッグ、ペキニーズ、シーズーなどの短頭種や、心臓・腎臓の病気がある犬、太っている犬は、熱中症にかかりやすいので注意が必要です。

 症状が出てから手当を施すまでの早さが重要で、その後の状態が大きく変わります。

 大量のよだれを垂らす、ハアハアと苦しそうに呼吸をしている、ぐったりして動かない、などの症状があれば、熱中症のサインかもしれません。これらの症状が見られたら、すぐに応急処置をして、動物病院に行きましょう。


熱中症の症状が出たら

 熱中症の症状が表れた時の応急処置をお教えします。

 愛犬の具合が悪いと、すぐにでも動物病院に連れて行きたくなります。しかし、動物病院に到着するまでに時間が経過してしまいます。さらなる悪化を防ぐために、まずは応急処置を行い、その後、速やかに動物病院に連れて行ってください。

1.すぐに風通しが良く、涼しい場所に移し、扇風機を当てて十分な換気を行う。
2.水を飲むようであれば飲ませる。
3.口の中のよだれをぬぐう。
4.冷たい水に体全体を浸す。ただし、氷水は急激に冷えるので、使わない。大型犬など浸しにくい時は、体全体に水をかける、冷たい水で濡らしたタオルをかけるなどして、全身を冷やしてください。
5.意識がない場合は、犬の頭を氷で包む。
6.体温が39.5℃以下に下がったら、冷やすのをやめる。


熱中症を予防するには

 熱中症は、飼い主さんが気をつけることで防ぐことができる病気です。以下の点に注意して未然に防ぎましょう。

1 早朝や夜間、涼しい時間帯に散歩させる

 炎天下、アスファルトを手で触ってみると、火傷しそうな熱さになっています。なんと夏場のアスファルトの温度は60℃近くにも達しているのです。海辺の砂浜や河原の石も同じく高温になっています。熱中症だけでなく、足裏の肉球の火傷も心配です。

 地面から発せられる輻射熱によって、路面近くは気温より高温になっています。犬は熱を放つ地面に近いところを歩いているので、人間が感じるよりずっと高温の場所にいます。路面温度が十分下がっている時間帯に散歩させましょう。

2 車内に置いて行かない

 犬と一緒に車でお出かけして、「ちょっと待っていてね」と車内に置いていくのは非常に危険です。たとえそれが「ちょっと」であっても、車内温度は、エアコンを切ってから急上昇します。ドアを閉めてから5分後には10℃も上昇、25℃だった車内温度は38℃近くに、さらに1時間後には50℃以上にもなります。

「窓を開けているから大丈夫」「サンシェードをつけているから大丈夫」と思っても、あなどってはいけません。車内温度はぐんぐん上昇します。絶対に犬を車内に置き去りにしないでください。

3 清潔な水を十分飲めるように常に用意しておく

4 室内は風通しをよく

 室内で留守番させる時は、部屋を閉め切らず、窓を開けて風通しを良くしましょう。屋外飼育の場合は、日陰で風通しの良い場所に小屋を設置します。

 夏になると、炎天下なのに、犬を散歩させている光景を目にします。夕方5時、6時では、まだアスファルトの温度は下がりきっていません。早く散歩を済ませたいと思われるかもしれませんが、人間の生活のサイクルを変えて、犬を熱中症から守りましょう。キャンプや海、川などにお出かけした時も注意が必要です。夏場は、犬を連れて外出をする時は、十分に気を付けましょう。

sippo 7/21(土)付記事抜粋




全国各地で気温が上がっている。豪雨被災地を中心に「危険な暑さ」への注意が呼びかけられているが、熱中症に気をつけなければいけないのは、人間だけではない。ペットだ。

そもそも、犬や猫は大量に汗をかくことができない。呼吸で体温を調整しているため、高温には強くはない。

また、地面に近いほど放射熱の影響も受けやすい。そのため、大人より身長が小さな子どもたちだけではなく、さらに小さなペットはさらに注意が必要だ。

酷暑が続く中、環境省はTwitterで「熱中症対策を」と呼びかけている。しかし、こうした実態はあまり周知されていない。

トヨタドッグサークルが犬を飼っている20〜60代の男女2千人に実施した調査(2013年)では、8割の飼い主が熱中症に配慮をしていないという結果が出たという。


環境省が呼びかける5つのサイン

いったい、飼い主はどうした点に気をつければ良いのか。

犬や猫の熱中症のサインとして、環境省は以下の5つをあげている。

・体が異常に熱い
・息が荒い
・舌が異常に赤い
・意識がない
・意識があって倒れたまま動かない

もしこのようなサインがみられたら、(1)速やかに涼しい場所に移動し(2)体に水をかけ(3)後頭部、足先、首、脇、後ろ足の付け根を重点的に冷やすーーことが大切だという。

また、体温が下がったとしても脳や内臓に障害が残る可能性があるため、速やかに動物病院に運ぶよう呼びかけている。

散歩を涼しい時間帯にしたり、外で飼育している場合は風通しの良い日陰をつくったりすることも大切だ。


「私たちを置いていかないで」

車内への放置は、絶対に禁物だ。最悪の場合、命に関わることもある。

JAFの実施したテスト結果によると、車内の温度はエアコンの停止後わずか15分で30度を超え、熱中症指数が危険レベルに達する。

サンシェードをしていたり、窓を3cmほどあけていたりしても、抑止効果はないという。

ペットを車内に放置し、熱中症にさせてしまう事故は増えている。

これを受け、八王子市保健所では「私を置いていかないで!」と訴えるポスターを作成。各地に張り出しをし、飼い主に注意を呼びかけている。

BuzzFeed Japan 7/16(月)付記事抜粋




 災害は、いつどこで起きるかわかりません。わからないからこそ、きちんと準備しておくことが大切です。人間のために必要な備えについては、日頃からメディアなどで報道されることも多く、関連商品なども販売されています。しかし、被災するのは、人間だけではありません。ここでは、愛犬のための災害への備え、避難の心得などについて、ご説明します。

 子犬を迎えたら、日常的に必要なペット用品だけでなく、万一のときのために防災用品もそろえておきましょう。具体的には、次のような物を用意しておくと良いでしょう。

・予備の首輪
普段は首輪をしていない犬もいるでしょうし、たまたま首輪を外したタイミングで災害が起こる可能性もあります。また、災害によっては首輪がちぎれてしまったりすることもありえます。避難の際は、迷子対策のために必ず首輪が必要になりますので、防災用品として予備の首輪を用意しておくと安心です。

・予備のリード
避難先に移動するときだけでなく、その後の散歩や飼い主とのふれ合い、迷子防止などのためにリードは必須です。いざというときに、いつものリードを探す時間がないかもしれません。こちらも予備の物を用意しておくことをおすすめします。

・自分のクレート
避難所の多くは、犬はクレートに入れなければならないでしょう。日頃から慣らしておき、犬にとっての「自分のクレート」を用意しておけば、いざというときに犬のストレスを軽減できます。

・薬
持病がある犬にとっては、災害が命に関わることも少なくありません。常用している薬がある場合は、忘れずに用意しておきましょう。フィラリアやノミ・マダニの予防薬なども必要な季節には1か月分余分に持っておくと安心でしょう。

・ドッグフードやおやつ
災害時、ストレスから食欲が落ちてしまう犬もいます。日頃から食べ慣れているドッグフードに加え、嗜好性の高いおやつやウェットフードを用意しておくと良いでしょう。

・水
水は、犬にとっても生きていくために、なくてはならない物です。水と併せて、犬のための食器もあると便利です。

・トイレ用品
災害時のトイレ問題は、人間にとっても犬にとっても大きなストレスのもとになります。ペットシーツや消臭剤、ウェットティッシュ、うんち袋など、トイレグッズをそろえておきましょう。ペットシーツやフードについては、日頃から多めに購入しておくと、いざというときに慌てずに済みます。1パック予備を持つつもりでストックしておくのがおすすめです。

・迷子対策グッズ
万が一、犬が迷子になってしまったときのために、迷子札や犬の情報を記したカードのほか、愛犬の写真を用意しておきましょう。また、「犬の鑑札を首輪につけておく」「皮下にマイクロチップを埋め込む」などしておくと、はぐれた愛犬と再会するのにとても役立ちます。


情報の収集も必要

 いざというときに避難する場所を確認し、犬の受け入れが可能なのか確認してみましょう。

 多頭飼いしている場合や、避難所に連れて行くのが難しいときの対応についても家族で話し合っておく必要があります。それと併せて、避難所に行くための経路についても考える必要があります。近くの人と協力して避難できるようにお願いしておいたり、犬を一時的に預かってくれる親戚や友人を見つけておいたりすると安心です。


犬の教育も大事

 犬は、子犬のころに社会化しておくことで、さまざまな刺激にストレスを感じにくくなります。避難先での犬のストレスを少しでも軽減させるために、小さいうちからトレーニングを積んでおきましょう。

・クレートトレーニング
前述したように、避難先で、犬は飼い主と離れてクレートやケージに入って過ごす可能性が高くなります。強いストレスを感じることがないよう、クレートでリラックスして過ごすことができるように練習しておきましょう。

・人や犬に慣らす
知らない人や犬が苦手な犬の場合、多くの人や犬が集まる避難所は強いストレスの原因になります。幼いうちに多くの人や犬に会って、社会化を進めておく必要があります。

・「待て」や「おいで」を覚えさせる
災害時には、多くの混乱や想定外の出来事が起こると考えられます。万が一のときに、すぐに犬を呼び戻す、または制止できるなど、日頃からのトレーニングがいざという時にも役立ちます。


災害への心構え

 災害は頻繁に発生するものではありません。そのかわり、いざ起こったときには、大きなトラブルにつながる可能性があります。日頃から防災訓練などが行われているのは、こうしたトラブルを最小限にとどめるためです。

 犬と過ごしているのであれば、犬とどのようにして災害を乗り越えるかといったシミュレーションをしておくことが大切です。地震や雷などに興奮してしまう犬の場合、パニックに陥り、うまく連れ出せない可能性もあります。愛犬のメンタルコントロールができるように、日頃から飼い主との信頼関係を築いていきましょう。

 災害時も愛犬と離れ離れになることなく、できるだけ安全・快適に日々を過ごすためには、日頃のしつけや準備が必要不可欠です。家族の一員として、万が一のトラブルもいっしょに乗り越えていけるよう、しっかり対策をしておきましょう。


sippo 6/18(月)付記事抜粋




「イヌ助けたい」 山へ向かった女性、土砂崩れの犠牲に.jpg
山崎ツギ枝さんが見つかった水路で、手を合わせる長沢由起子さん
=2018年7月9日午後0時22分、福岡県筑紫野市原田


 豪雨による土砂崩れに巻きこまれ亡くなった福岡県宇美町の山崎ツギ枝さん(68)は、捨て犬を保護するボランティアに力を注いでいた。「どうかして助けたい」。知人にあてた最期のメールには、同県筑紫野市の山中で飼っていた3匹の犬への思いがにじんでいた。

 山崎さんは、福岡市を拠点とする情報誌「ガリヤ」代表の長沢由起子さん(67)が主宰するボランティア団体「アニマルファミリー」のメンバー。十数年前、多数の捨て犬が保護されていた犬小屋(シェルター)の運営を長沢さんが引き継いだ。情報誌での協力の呼びかけに応じた山崎さんが台風や雪の日もほぼ毎日、車で犬小屋に通った。

 長沢さんによると、6日午後2時半ごろ、山崎さんから「イヌ小屋が土砂崩れに巻き込まれた。どうすればいいか」とメールが届いた。長沢さんが消防に救助要請した後も、電話やメールで数回やり取りした。

 「どうかしてイヌ助けたい これませんかひももって」

 午後3時31分に届いたこのメールを最後に、連絡が取れなくなった。

 筑紫野太宰府消防本部によると、救助要請を受けた消防隊が犬小屋付近に向かった。消防隊が午後3時40分ごろに山崎さんを見つけ、一緒に下山を始めたとみられる。その後、山崎さんと消防隊員1人が土砂崩れに巻き込まれた。隊員は難を逃れたが、山崎さんは翌日、現場から数百メートル離れた水路で見つかった。

 長沢さんは9日、犬を助けられれば、と現場近くに足を運んだ。周囲は流木が積み重なり、泥が厚く積もった状態。代わりに見に行った消防隊員に「小屋はほぼ泥に埋まっていた」と告げられた。

 エサやりなどを終わって小屋を後にするときに「ありがとう」と呼びかけていたという山崎さん。「犬への愛情が深く、最後まで助けようとしていた。今は犬と一緒にいるでしょう」

朝日新聞 7/10(火)付記事抜粋



土砂の中「助けたい」…保護犬生きていた 女性は遺体で

土砂の中「助けたい」…保護犬生きていた 女性は遺体で.jpg
保護された「くーちゃん」と長沢由起子さん


 福岡県筑紫野市の山中で飼っていたイヌの様子を見に行き、豪雨による土砂崩れに巻き込まれて亡くなった山崎ツギ枝さん(68)=同県宇美町=が助けようとしていた3匹のうち、1匹が生きていた。所属していた捨て犬保護のボランティア団体のメンバーが14日、山中で発見した。

 団体を主宰する長沢由起子さん(67)によると、山中にメンバーがイヌを捜しにいくと、泥に埋まったと思われていた犬小屋が残っており、外にいたオスの雑種「くーちゃん」が近寄ってきた。小屋は鍵が空き、出入りできる状態だったという。

 山崎さんは6日、「どうかしてイヌ助けたい」とのメールを最後に連絡が途絶え、7日に遺体が見つかった。消防隊員がイヌを捜しに向かったが見つけられず、死んだと思われていた。あきらめきれなかったメンバーが捜しに行ったという。

 診察した獣医師の話では、くーちゃんは衰弱しているが元気。長沢さんは「山崎さんは最後までイヌを助けようとしていた。その思いがメンバーを動かし、救出につながった」と話す。

 団体は保護した捨てイヌを山中の小屋で飼育。山崎さんは十数年前から毎日のように小屋に通い、エサやりなどでイヌの面倒をみていた。

朝日新聞 7/16(月)付記事抜粋




災害時のペット同行避難 食品備蓄は7日分、しつけも大切.jpg


 大規模災害が起きたとき、ペットの命を守れるのは飼い主だけです。ペットと一緒に生き延びる――。そのためには、まず「同行避難」が原則です。避難所での生活など「先のこと」まで考えた、日ごろの準備とは。

 東日本大震災では一部のペットたちが自宅に取り残され、悲劇に見舞われた。このため環境省は2013年、大規模災害の際には「同行避難することが合理的」とする「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」をまとめた。

 熊本地震でも、犬や猫を連れて一緒に避難する被災者の姿が多く見られた。環境省の則久(のりひさ)雅司・動物愛護管理室長は「(熊本地震の)被災地の状況を確認したが、同行避難の原則は行政にも飼い主の方にも浸透していたようだ」と話す。

 だが、ただペットを連れて避難すればいいわけではない。

 日本動物福祉協会の調査員で獣医師の町屋奈(ない)さんは「人命が最優先のなかで、ペットは二の次になりがち。まずは備蓄が大切です」。薬、療法食やおやつを含むフード、水については、それぞれ7日分を備えよう。リードや食器、ワクチン接種状況などがわかる書類、トイレ用品などはひとまとめに。万が一ペットとはぐれてしまった場合に備え、ペットと一緒に写っている写真も用意しておこう。

 町屋さんは「避難所には動物が嫌いな人、動物アレルギーの人もいる。犬や猫を落ち着かせておく必要がある」と、しつけの大切さを説く。犬も猫も、ケージやキャリーバッグに入れるようにしておく。犬は基本的なしつけはもちろん、無駄ぼえやかみ癖などもなおしておきたい。猫は、胴輪や首輪に慣れさせておくと避難先での居場所の選択肢が広がる。

 避難先では、同居できないケースも想定される。同行避難についての提案活動などを行うNPO法人「ANICE(アナイス)」の平井潤子代表はこう話す。「避難所の状況に合わせて、人と動物の居場所をわける『すみ分け』を検討しましょう」

 すみ分けは飼い主同士で話し合うとスムーズに進みやすい。同行避難者だけのスペースを別に設ける▽動物が安全に過ごせる場所を屋外に作る▽動物を車に置くなどの選択肢を考え、避難所の運営者側に提案しよう。

 ペットの心のケアも欠かせない。動物には何が起きているのか理解ができず、その分だけ不安は大きい。日本獣医生命科学大の水越美奈准教授によると東日本大震災の際には、余震への恐怖心から、マンションなどから飛び降りようとする猫の報告も少なからずあったという。

「飼い主が普段と違うことをするとペットは不安になる。まずは飼い主が平常心でいることが大切。大きな声でしかったり、命令したりするのも避けましょう。そのうえで、なるべくそばにいて、なでたり抱きしめたり、お気に入りのスキンシップをとってあげてください」


<「飼い主の会」設立を>
 環境省はガイドラインで、避難所ではペットの飼い主同士で「飼い主の会」を設立するようすすめる。互いに協力し、場合によっては自分たちでルールを作りながら、適切な飼育管理をしていくためだ。避難所での苦情やトラブルを減らす効果があるという。


<一時預かり先を探す>
 避難生活の長期化が予想されたり、問題行動がおさまらなかったりする場合、ペットの一時預かり先を探すことも大切。普段から、遠くに住む親戚などに相談をしておくと安心だ。ただ、「動物たちのことを考えると、一時預かりが長期化する時など場合によっては、新たな飼い主を探してあげる決断も必要になる」(ANICEの平井潤子さん)。


<あの音が鳴ったら>
 緊急地震速報はペットも不安にさせる。東日本大震災後には、その音を聞いただけで落ち着かなくなる犬猫がいた。日本獣医生命科学大の水越美奈准教授は「緊急地震速報が鳴ったら、すぐにおやつなどをあげるといい」と話す。鳴るといいことが起きるという「関連づけ」ができ、不安が和らぐこともある。


sippo 2016/05/18付記事抜粋




 豪雨災害で3人が亡くなった広島県呉市安浦町市原地区。土石流が相次ぎ、23世帯の住民は8日、ヘリコプターで救助された。記者は12日、避難所の安浦まちづくりセンターで、愛犬を自宅に残してきた安芸真澄さん(70)と出会った。「気が気でない。水が引いたからすぐに行きたい」という安芸さんに同行し、自宅に向かった。

 野呂沢ダム管理事務所で車を置き、直径2メートルほどの大きな岩や流木がゴロゴロと横たわる場所を越えていく。地面の亀裂から沢水があふれ、ぬかるみに足を取られる。かなりの難所だ。

愛犬同行?家族で言い合い

 安芸さんは6日、自動車部品メーカー経営の夫忠男さん(74)、長男一寅さん(45)と自宅にいた。朝から土砂降りで、午後9時には停電。窓の外を見たら、土砂が道路になだれ込んでいた。7日午前5時、バリバリという音と共に流木が自宅の脇に降ってきた。3人で2階にこもった。8日午後3時、松山市の消防ヘリで救出された。

 家を出る時、愛犬ブッチをめぐり、けんかになった。16歳の雑種のメス。室内犬で足が悪い。体重は25キロもある。安芸さんは「ヘリに乗せる」。一寅さんは「人命優先じゃけ、置いていき」。忠男さんも「野生に返せ」。安芸さんは「この子は自然の中では生きていけん」と泣いた。結局、室内にブッチを置いたまま、自宅を閉めた。

エサをガツガツ食べる

 それから4日、山すそで水が引くのを待った。自宅の表札が見えると、安芸さんは走り出した。玄関を開けたら床に横たわったブッチが見えた。触ると温かい。名前を呼びながら揺すると、ゆっくり振り返った。ツナ缶を開けたら、ガツガツ食べた。水も取り換えた。そこら中にうんこをしていた。「もうろくしているのか、あんまり喜んだ様子もない」。安芸さんは喜びながらも、ちょっぴり不満気だ。

 ブッチを抱えては土石流を越えられない。翌日にも大きなリュックを携えて迎えに行くことにした。被災地には再び雨の予報もある。「でも、必ず来るから。待っとってね」と頭をなでた。

西日本豪雨 泣きながら自宅に残してきた老犬、無事だった_2.jpg
棚田が美しかった集落は、豪雨で起きた土石流で一変した=広島県呉市安浦町市原

西日本豪雨 泣きながら自宅に残してきた老犬、無事だった_3.jpg
4日ぶりに再会した安芸真澄さんとブッチ=2018年7月12日、広島県呉市安浦町市原


sippo 7/15(日)付記事抜粋





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