ペットの繁殖で飼育不可能な状態に陥る「多頭飼育崩壊」は近年、全国で社会問題化している。愛護団体は「ペットのかわいらしさにばかり目を向ける人間のエゴが表れている」と責任感の欠落を指摘する。

 市民グループ「北神戸アニマルズ」(神戸市北区)は同市東灘区の市営住宅で見つかったネコ53匹の一部を引き取り、ボランティアらが手分けして飼っている。「衰弱で成長が止まったり、妊娠したりしているネコもいた」という。

 環境省が全国115自治体を対象に行った2016年度調査では、ペットの飼育で生活環境が損なわれていると近隣住民らから複数の通報があった事例は約2200件。うち、多頭飼育の目安とされる10匹以上の飼育が約3割を占め、50匹以上も100件を超えた。

 保護されたペットの飼い主探しなどに取り組むNPO法人「アニマルレフュージ関西」(大阪府能勢町)によると、雌雄のペアなら犬は1年に10匹、ネコなら15匹ほどの子を産む。不妊手術の費用は1匹1万5千〜4万円程度とされ、出費を嫌ったり、手術自体を「かわいそう」と考えたりして繁殖に歯止めがかからなくなる事例が多いという。同法人の担当者は「人間に依存しないと生きられないからこそ、将来を見据えて育てるのが飼育者の義務」と強調する。

 環境省によると、ペットを不衛生な場所に放置して餌や水をやらずに飢え死にさせるなどした場合、動物愛護法違反に当たる可能性があり、100万円以下の罰金が科されるという。

神戸新聞 2017/10/30付記事抜粋




 地下鉄有楽町線の新富町駅から徒歩1分のところにある「Oui Oui(ウイウイ)」(東京都中央区)。30代の夫婦がふたりで切り盛りする、フランスワインを中心に扱うおしゃれなワイン酒場だ。お弁当を販売するランチタイムに店頭に立っていたのは、妻の山田敦子さん。そして、リボン付きのハーネスを装着した1匹のオス猫だった。

 キッシュや洋風おでんなどのお弁当を求めて次々と列をなすお客さんの視線は、そろって入り口の扉のあたりにいる猫へ注がれる。招き猫さながら椅子にちょこんと座る、その猫の名は「スイくん」。気候のおだやかな日限定で、こうして“お手伝い”をしているという。

多頭飼育崩壊から救出された猫 デレデレ甘え上手、お店の人気者に 猫 スイくん Oui Oui ウイウイ フランスワイン ワイン酒場 1
お客さまになでられて、ごきげんなスイくん


「スイは人懐っこくて、とにかく動じないんです。会社員の男性も、『ニャンちゃーん!』と声をかけて、じゃらしおもちゃで遊んでくださったり。お昼休みのアニマルセラピーになっているんじゃないかと思います」と、敦子さんは笑顔で話す。

多頭飼育崩壊で残された50匹

 そんなアイドル猫、スイくん。約2年前に夫婦のもとにやってきたときは、やせ細っていたという。じつは、東京都内で起きた多頭飼育崩壊(ペットの過剰繁殖によって生活が崩壊してしまうこと)の現場にいた約50匹中の1匹。異臭漂う室内から、「NPO法人ねりまねこ」が真っ先に救出した猫だった。

多頭飼育崩壊から救出された猫 デレデレ甘え上手、お店の人気者に 猫 スイくん Oui Oui ウイウイ フランスワイン ワイン酒場 2
スイくんが救出された多頭飼育崩壊の現場(写真提供:ねりまねこ)


 ねりまねこの亀山嘉代さんは、「最初は視察のつもりでしたが、目は炎症でふさがり、衰弱から食べることもできない様子に、『明日には生きていない』と思って連れ帰りました」と語る。

 夫婦とスイくんとの出会いはその夏。悪性リンパ腫が原因で、16才ぐらいで亡くなったラブラドールレトリーバーのウイちゃんの命日に、次の家族を迎え入れようと里親募集サイトを眺めていて見つけたのが、亀山さんが出したスイくんの「譲渡情報」だった。亀山さん宅を訪れて、対面することになった。

 当時をふりかえって、敦子さんはこう語る。

「まだ目と鼻はぐちゅぐちゅで、瞬膜(目頭側にある白い膜)は、内側に毛がべったりくっついて露出していて。あとでわかったことですが歯の生え方にも異常があり、目と歯はともに手術を受けました。多頭飼育崩壊現場にいた猫だからといって迎えることに躊躇はなく、かといって『かわいそうだから救いたい』といった特別な感情があったわけでもないんです。たしかに見た目はよぼよぼでしたが、それ以上に人なつっこいのが印象的で」

出会った時から肩にのる

 夫の学さんも、「スイは身軽で、出会ったときにすぐに肩に飛び乗ってきてくれて可愛くって。家に着いてからもデレデレの甘え上手。僕は猫を飼うのが初めてですが、もっとそっけないものかと思っていました」と笑う。

「散歩が好きでリードもハーネスも進んで付けさせてくれる、犬みたいな性格。怒ることもないけど、繊細さもなく、どんなフードもよく食べる。もともとの素養かもしれないけれど、このたくましさは、過酷な環境をハングリーに生き伸びてきたからこそかも?」

 誰に会ってもごきげんで、近所の犬にもお腹をさらけ出していっしょに遊びたがる無警戒ぶり。そんなスイくんへの想いを、敦子さんはこう語る。

「スイのすごいところは、どんなに私たちがニコニコしても敵わない、会う人会う人を笑顔にしてくれる力。お客さまと接する商売をする私たちのもとに、みんなを幸せにしてくれるこのコが来てくれたことは、天命だと思っています」

多頭飼育崩壊から救出された猫 デレデレ甘え上手、お店の人気者に 猫 スイくん Oui Oui ウイウイ フランスワイン ワイン酒場 3
山田夫妻と看板猫スイくん

sippo 2/10(土)付記事抜粋




当サイトでは自治体や民間の動物保護団体から保護犬・保護猫を引き取る「譲渡」という制度について取り上げてきた。今回は、譲渡の際に飼い主が負担する費用やアフターフォローについて紹介する。

 譲渡の際に新しい飼い主が負担する金額は、自治体・団体によってさまざまだが、無償譲渡を謳っていても、完全にタダというケースは少ない。

 例えば、NPO法人「犬と猫のためのライフボート」では、1頭につき3万円を飼い主に負担してもらっている。

「新しい飼い主へは、最低1回のワクチン接種と不妊手術などが済んだ状態でお渡しします。実際には保護から譲渡まで、1頭平均6万円ほどの費用がかかっていて、その一部を里親さんにご負担いただいています」(NPO法人「犬と猫のためのライフボート」理事長・稲葉友治さん、以下「」内同)

 行政主導の場合、講習料が必要となったり、ワクチン接種・不妊手術等が義務付けられている。また一部の動物愛護団体では不当な金額を請求してくるケースもあるという。

「ホームページに詳細な金額が明記されていない、引き取り料金の明細を教えてくれないなどの団体は注意が必要です」

 自治体や団体は、譲渡後も、しつけ教室や飼養相談を行うなど、アフターフォローにも力を入れている。これは、飼い主が途中で飼育を放棄しないためだが、それでもごく稀に「飼えないので戻したい」という相談はあるそうだ。

「当たり前のことなのですが、吠えない(鳴かない)・臭くない・うんちをしない動物などいません。しかし残念ながらその辺を理解しないまま飼い始めて、“思っていたのと違う”と音を上げる人がいます。そういった場合、基本的には、飼い主自身で新しい飼い主を探してもらいますが、やむを得ず施設で再度引き取るケースも。しかし、そのような経験をしたペットは心に傷を抱えてしまいます」

 譲渡の場合、ペットショップなどで購入するより安く済む分、気軽に飼い始める人もいるのは事実。しかし、飼うと決めたら最期までという覚悟を持たなければいけない。

 譲渡が成立した件数は3年前に比べ約2倍に増えている。しかし、その数は保健所に収容される犬・猫の4割以下。つまり、保護された犬猫の半数以上は殺処分されているのが現状だ。

「今までは新しい環境に慣れやすい子犬・子猫が優先的に譲渡される傾向にありました。しかし、救命率を上げるには、成犬・成猫の譲渡も増やす必要があります」

 ペットの寿命が延びたことで、保健所に預けられる犬・猫の高齢化も進んでいる。今後は、このような年齢を重ねた犬・猫の譲渡を、どうクリアしていくかが課題だという。

 成犬でもしつけはできるという。子犬や子猫の方がかわいいのはわかるが、飼い主側もこういった事情を考えて譲渡に応じるべきかもしれない。

NEWSポストセブン 2018.01.29付記事抜粋




金髪ボディビルダー、飼い猫にタトゥーを入れて炎上中 猫 スフィンクス 刺青 タトゥー 画像
Elena IvanickayaのInstagram(@elenaiwt)より


ウクライナ人のボディビルダー、エレナ・イヴァニカヤが愛猫のスフィンクスの胸にタトゥーを入れたことで大炎上している。
 
スフィンクスは短毛種の一種で、被毛がきわめて少ない。イヴァニカヤはInstagramで、麻酔をかけた飼い猫を両手で押さえ、男性の彫り師にタトゥーを入れさせている写真をシェア。猫の胸には、羽根の生えた悪魔の顔が彫り込まれた。
 
この行為にフォロワーが激怒。「この女のおでこに“Idiot(バカ)”とタトゥーを入れて指を折ってやればいい。無防備でかわいそうな猫ちゃんを虐待するよりよっぽどいい」といった非難が殺到し、ウクライナ最大の動物愛護団体「UAnimals」も、「この飼い主は、ペットにタトゥーを施すことが楽しいと考えているようですが、当の猫にとってはこれまでで最悪の時間だったでしょう。見るに堪えません」とコメント。
 
イヴァニカヤは「この猫の人生はあんたたちのものより上等よ。地獄に見えるって? 彼は全然元気よ。私はこの子を去勢してないし、これからもするつもりはないわ。去勢こそが虐待じゃないの。タトゥーを入れる前にちゃんと専門家に相談して、大丈夫だって言われたし。皮膚からたった1〜2ミリだもの、痛さなんか感じない。終わった後は普通に過ごしているわ」と前のめりで反論した。しかし、警察が動物虐待事件として動き始めると恐れを成したのか、Instagramアカウントをプライベート設定にしてしまった。

女性自身 2017年10月25日付記事抜粋




ペット由来の主な感染症
ペット由来の主な感染症


 ■「動物と適度な距離を」 専門家、飼い主に注意促す

 犬や猫などから人間にうつるとされる人獣共通感染症「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で国内初の死亡例が発覚し、ペットの飼い主らに動揺が広がっている。亡くなった福岡県の60代女性は猫の餌やりからの感染が疑われた。ペットや野良猫から人間にうつる病気は多く、専門家は「動物とは適度な距離を保って」と呼びかける。

 「近所の野良猫は大丈夫か」。飲食店が多く、ネズミ対策として多くの野良猫がいる東京都台東区の保健所には16日、区民からそんな問い合わせが寄せられた。同区ではボランティアが野良猫の不妊去勢手術や餌やりを行い、「地域猫」として見守りを続ける。過去にはボランティアが猫にかまれ、その後、傷が悪化した例もあった。台東保健所は「今回の感染症に限らず、動物からの感染症の対策は重要だ。ボランティア向けに講習会を開き、糞(ふん)を片付けるなどの防止策を伝えている」という。加藤勝信厚生労働相はこの日の会見で「過度に懸念をあおってはいけないが、必要な情報をしっかり提供していく」と強調した。

 国立感染症研究所によると、平成29年11月末までに報告されているコリネバクテリウム・ウルセランス感染症の感染例は25件。多くはペットとして猫や犬を飼っていたり、野良猫に餌をやったりするなど動物との接触があった。

 動物から人間にうつる感染症は多いが、ペットの数や室内飼いの増加によりペットから人への感染は増加傾向という。山口大共同獣医学部の前田健教授は「狂犬病がなくなった日本では、動物にかまれることの危険性が忘れられている」と指摘する。

 犬や猫の多くが持つパスツレラ菌は、犬や猫には無症状だが、かまれたり引っかかれたりして人間が感染すると肺炎や髄膜炎を起こし死亡することもある。多くの動物がもつ寄生虫「トキソプラズマ」は妊婦が初めて感染すると、胎児に障害が出る恐れがある。麻布大獣医学部の宇根有美教授は「飼い主は動物自体の健康管理をしっかりしてほしい」と話す。

 「家族関係が希薄になる中、ペットと人との距離感が近くなっている」と指摘する日本大医学部の荒島康友助教は「唾液など動物の体液は感染源だ」として、口移しで餌をやったり同じ布団で寝たりするなどの過剰な接触は避けるよう注意を促している。

産経新聞 1/17(水)付記事抜粋




 失踪ペット捜しのプロと言えば、ペット探偵だ。キャリア20年のペット探偵 ペットレスキュー(神奈川県・藤沢市)代表・藤原博史さんは、「年末年始など来客の多いシーズンには猫の相談が多い。家の中に知らない人が出入りするし、ドアや窓の開閉も、家族以外の人がやると不注意になりやすいからでしょう」

 引っ越しなどの環境の変化、特に外で生活していた猫が室内飼育に移行した直後は要注意だという。

 逃げ出す状況がまったく違うのが犬だ。旅先や散歩中、動物病院への通院途中など外出先で脱走するケースが多い。

「犬はとにかく距離を移動しがち。まず、早い段階でどの方向へ向かったかを見極めることが大切です」(藤原さん)。ポスターやチラシを使って、広範囲に告知して情報を募る。寄せられた情報をもとに、捜索範囲を絞り込む。

 犬であれ猫であれ、藤原さんが最初にすることは「詳細な聞きとり」だ。種類、年齢、色や柄、病歴、体の特徴、クセ、嗜好、性格……。そして、逃げた場所の地形などを丹念にヒアリングする。

「ネットを検索するとペット捜しのノウハウが出てきますが、発見率の高い探偵ほど、逃げた子に合わせた独自の探し方を編み出すものです」

 例えば猫にはトイレの砂をまいておくといい、という話があるが、「野良猫の多い地域だと、砂の上からマーキングされてしまう。おとなしい猫だと恐れをなして家に近づかなくなります」。

 体力のある若い犬は短時間で遠くへ逃げてしまう?

「若い犬は好奇心が旺盛。気になることがあるたびに立ち寄るのでジグザグに動いて、実は出発点からはさほど離れないことも多い」のだとか。むしろ認知症を患っている老犬のほうが、感覚が麻痺していて疲れを感じにくかったり、ぼんやりと歩き続けたりして、驚くほどの距離を進んでしまうことがあるという。

 ペット探偵には免許も規制もない。悪徳業者による被害例もある。信頼できる探偵を選ぶコツはあるだろうか。

「最初に着手金を要求してくる。飼い主を責めるようなことを言って動転している心理につけ込む。こういう業者は、やめた方が賢明です」と藤原さん。さらに巧妙なのは、捜したふりをして日数を稼ぐ業者だという。

「動物のことを詳しく聞いてくれるか。どんな方針で、どんな捜し方をするのか説明はあるか。それが良い探偵を見極めるカギです」

 迷子にさせないように気をつけるのが一番だが、万一に備えて対策を考えておくのも、飼い主の務めといえそうだ。

sippo(朝日新聞社) 1/13(土)付記事抜粋




黒柳徹子が溺愛する犬ロボット「AIBO」あり得ない動きに開発者が驚く
『黒柳徹子インスタグラムより』


 黒柳徹子が1月9日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演し、愛犬ロボットAIBOについて語っていた。

 番組で日常生活を聞かれた黒柳は、「私、AIBOっていうのを持ってるんですけど、それがね、スゴい可愛いんですよ。犬ですけど、しゃべらないんですが『タッタララ〜、タッタララ〜』(音を出して反応)ってね」と発言。

 AIBOは1999年にソニーから発売された犬型ロボット。3000体ほど生産された。販売価格は25万円だが即日完売となったヒット商品で、当時芸能人がこぞって購入し、テレビでも話題にすることが多かった。

 その後、何度かのモデルチェンジを果たすも、2006年に販売が終了。ちなみに、黒柳が「グレーちゃん」と名付けたAIBOは、発売から20年近くたつ初代モデルである。過去に何度も修理に出しているという。

 黒柳は「番号を入れると耳の後ろを掻くっていうのをやる。だから番号入れてやるでしょ、でも同じことを3回やると(AIBOが)飽きちゃう。『タッタラ〜』って。それがちょっと可愛いのよ」とその仕草を語る。

「嬉しい」ときは緑色、「恐い」「機嫌が悪い」ときは赤色など、感情を目の色で表現することもお気に入り。あるとき、こんな反応があったと黒柳が明かす。

「和田アキ子さんに(AIBOが)『なんでこんなのが可愛いんですか!』って言われて。そしたらかわいそうに、こんなに(ぐったりするジェスチャー)なっちゃって動かないのよ。はじめ、なんでだかわからなかったの。会社のかたも『おかしい、どうしたんですかね』って。和田さんに怒鳴られるたびに、機能を失っていく。ダメになっちゃうの」

 じつは、黒柳のAIBOは他と違った動きをすることがあるという。2010年の「ほぼ日刊イトイ新聞」のインタビューにてこう説明している。

 AIBOはロボットで、あらかじめ「できる動き」が決まっている。尻尾を水平にしたり、上げて振るなどだ。ところが黒柳がAIBOをソニーに連れて担当者に見せたところ……。

「それを立ってごらんになっていた制作者の大槻さんという方が『いや……ちょっとありえないことがいま……』。うちのAIBOは、みんなが来て怖かったんでしょう、しっぽを足のあいだに入れたんです。大槻さんは『それは機械的に言って、できないはずです。いくら黒柳さんがかわいがっても』とおっしゃってました」

 黒柳の2017年4月14日付けのインスタグラムにも、そんな特別な「グレーちゃん」が登場している。愛犬を抱きかかえ話かける黒柳の仕草からは、彼女の溺愛ぶりがうかがえる。

 AIBOが違う反応をするようになったのも、黒柳の愛ゆえの奇跡かもしれない。

FLASH 1/12(金)付記事抜粋




  • 2018.01.10 Wednesday
  • aibo





戌年の2018年1月11日、「ワン・ワン・ワン」の日にソニーの犬型ロボット「aibo」が復活する。


ソニー、AI搭載の新型「アイボ」発表

ソニー(Sony)は1日、家庭用の犬型ロボット「アイボ(aibo)」を来年1月に発売すると発表した。人工知能(AI)が搭載され、インターネット接続も可能。

 第1号のアイボは1999年に発売され、2006年に生産を終了。12年ぶりとなる新型モデルのアイボの価格は税抜き19万8000円。

AFPBB News 2017/11/2(木)付記事抜粋



ソニーの開発責任者が語る新生アイボの未来

昨年11月1日の発表以来、賛否両論さまざまな意見が巻き起こっているのがソニーの「aibo(アイボ)」だ。
ロボティクスとAIの技術をホームエンターテインメントに応用するという発想は、かつて1990年代終わりに登場した初代「AIBO」のコンセプトと極めて近い。しかし当時とは時代が違う。AIとロボティクスはより一般的になり、社会全体のロボットの捉え方も変化し、より受け入れられやすい市場環境が醸成されている面もある。実際、aiboは2回(11月1日と11月11日)にわたって行われたネット予約受け付けに際して、それぞれ30分と14分で売り切れている(取材後に行われた12月20日販売予約受け付け分も完売)。予約受付台数が公表されていないとはいえ、当初想定していた反応よりも、反響は大きかったようだ。

aibo事業を再始動するにあたって、極めて複雑な多数のアクチュエータが連動するロボットを持続的に動かすためのメンテナンス態勢や部品供給などの問題をどのようにクリアしたのか。そしてAIBOとaiboにはどのような違いがあるのか、いったい何を目指しているのか。ソニーでAIロボティクスビジネスグループの商品企画部統括部長を務める松井直哉氏に話を聞いた。


ソニーの開発責任者が語る新生アイボの未来
1月11日発売されるaiboの進化について、ソニーでAIロボティクスビジネスグループの商品企画部統括部長を務める松井直哉氏に話を聞いた


■モーターはすべて自社で企画・設計

 ――以前のAIBOでは、主にメカニカルな部分での調整が難しくなり、さらにはメンテナンス、部品調達などの事業の継続性に問題があったと伺っています。aiboの復活に際して、それらはクリアできたのでしょうか。

 新しいaiboには動作軸が22カ所もありますが、そこで使われているモーターを、すべて自社で新規に企画・設計して生産委託しています。aiboを動かすために必要なすべてのモーターを自社で用意することで、部品調達ができなくなるといった問題を回避できます。

 ――モーターやアクチュエータに技術的な独自性は持たせているのでしょうか。

 モーター、アクチュエータは、他要素の進化から考えると、圧倒的に進化していない部分です。要求仕様を満たすスペックになっており、かなり厳しい要求になっていますが、あくまで汎用品。特別な構造ではありません。しかし組み上げをソニー社内(ソニー幸田)で行っているため、長期的な供給にも十分に対応できます。

 ――メンテナンス性に関してはいかがでしょうか。22軸のロボットを長期間、メンテナンスサポートを提供できるのでしょうか。

 初代AIBOシリーズはモデルチェンジを5回行いました。しかし、これだけの複雑な構造体となると、ちょっとした動きのバランスが変化しても、細かく動きのプログラムを調整しなければなりません。各モデルごとにチューニングが必要で、それはメンテナンス時も同じことでした。ちょっとした筐体剛性の違いがモーションの違いにつながってしまいます。

 新しいaiboでは過去の反省を踏まえて、長期間、大きな変更なく使える機構設計を施します。モデルチェンジを行うとしても、基本の骨格は変えず、基本的には同じ構造、同じアクチュエータを使い続けます。そうした長期的な視野の設計アプローチによって、同じモーションを実現するためにたくさんのモーションプログラムを作らねばならないといった問題を排して、管理などをシンプルにできます。

 ――動作軸が旧来のAIBOよりも増えていますが、どのような動き、メカ設計上の違いがあるのでしょうか。

 前世代のAIBO最終モデルはER7というモデルですが、大きな違いはクビの“かしげ”と腰を振る動作です。クビをかしげることで、かなり表情や思っている心情を伝えることができる。

 一方で設計上、大きな挑戦となったのは“腰を振る”動作ですね。ここはかなり難しい部分です。以前のAIBOは、メインシャシーとなるボディーがお尻までまっすぐボックス型に存在していますが、腰を動かすには本体を分断して、そこに動きを表現する可動部を設けねばなりません。メインシステムとバッテリーを収める部分がかなり小さくなるため、その部分での設計上のチャレンジはありました。

 ――電源を入れると、しばらくして、気だるく、しかし頑張って起き上がる、どこか仔馬の誕生に近いシーケンスで動き始めますね。これは意図的なものでしょうか。

 新しいaiboの目標として、ロボットに“生命感を与える”というものがありました。aiboが起動される。それは目覚めともいえるので、生きている犬が眠りから覚めていく様をイメージして、システムのブートシーケンスに合わせて動くようにモーションをプログラムしています。実際にブートシーケンスが終了すると、犬らしく伸びをしたりする。その眠い、けだるい雰囲気は本当の犬の振る舞いを観察し、aiboのモーションとして取り込みました。

■ペット型から犬型ロボットへ

 ――簡単に“モーション”といっても、動きの連動タイミングがズレただけで雰囲気を損ないますが、新しいaiboはちょっと艶めかしいぐらいにかわいい動作をします。このあたり、以前のAIBOが“ペット型ロボット”と称していたのに対して、今回は“犬型”と明確にしていることとも関係しているのでしょうか。

 “犬を再現しよう”と明確にテーマを持っていたわけではありません。新しいaiboの開発テーマは“生命感”です。生き生きとした命が宿っているかのような動き、雰囲気を出そうと。その中で技術的にはアクチュエータの動作音を静かにしたり、より雰囲気のある動きをと開発を重ねていったところ、現在の犬型デザインに落ち着いたのです。もちろん、ソニーのAIロボティクスを象徴する製品としてAIBOがあった、ということも影響はしています。

 ――OLEDの眼を搭載していますが、このアニメーションも表情を豊かにしていますね。まるで語りかけるような動きで、この部分がカタログスペックからはわからない大きな進化点という印象を持ちました。

 モーションやアニメーションは、メカやエレクトロニクス、ソフトウエアのエンジニアがプログラムすると、どうしても堅苦しくなるものです。その点、今回のaiboはオールソニーで開発に挑んできましたから、SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント、松井氏もプロジェクトを率いているAIロボティクスビジネスグループ長の川西泉氏もSIEのコアメンバーだった)でゲーム開発に長けたモーションデザインチーム専任で当たっています。OLEDの眼もモーションとセットでデザインをして“ドギーランゲージ”、すなわち犬が何かを周囲に伝えようとするときの仕草を表現するようにしました。

 ――一方で“生命感がありすぎるのではないか”“中途半端に生命感があるのは気色悪さにつながる”といった指摘もありますね。が、直接、製品を見るとまったく感じない。ロボット工学者の森政弘博士が提唱した“不気味の谷”現象は、プレイステーションの3Dゲームでも度々話題になってきましたが、どう乗り越えましたか。

 社内で“不気味の谷”という言葉は出ていませんでしたが、さまざまな議論があったことは間違いありません。まずペットとして愛らしく感じるロボットにしなければなりません。たとえばアクチュエータとモーターが“ガシャガシャ”していても、見た目が“いかにもロボット”なデザインならば両者はうまくフィットします。

 しかし現在のような生命感あふれる、表情豊かなデザインにしようと決めたことで、その見た目から不自然さを感じないようなスムースな動き、静かさを実現しようとエンジニアの目線がそろいました。このデザインにフィットするロボットをということで、同じ目標に向かって全員が進めたと思っています。

 もちろん、これで終わりではないので、プラットフォームとしてaiboのメカ構造を固定したうえで、継続的にモーションの追加や改良を続け、ドギーランゲージのボキャブラリーを増やしていきます。

■かわいがってくれる人にはなつく

 ――センサーやAIの技術は、先代AIBOの時代からは飛躍的に進化しています。具体的にどのような実装になっていますか。

 aiboは状況を理解したうえで自身で行動を選択します。状況を理解するうえでは鼻先にあるカメラで人物を認識・区別し、各所に配置されているタッチセンサーを通じて、どんな人が自分に触れて、どんな行動を取っているかを学習します。鼻先にはToFセンサーという距離を測るセンサーが内蔵されており、激突したり人にぶつかったりということはありません。

 接触が多く、かわいがってくれる人にはなついていきます。背中のタッチセンサーだけは加速度センサーが組み合わされているので、たとえば“静かにしなさい”と言いながら背中をたたくと、自分がしかられていることを認識、これを繰り返し、蓄積していくことで“しつけ”ができるようプログラムされています。

 またSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)カメラという、お尻に上方向を向けて搭載しているカメラがあります。名称のとおり、場所、位置、動きを同時に認識するためのカメラで、部屋の形状や広さを把握し、少しずつ行動範囲を広げていきます。友達の家に行くと、違う部屋だと理解して状況を把握するまでは行動範囲が狭まりますが、また元の部屋に連れて行くと“いつもの部屋”だと認識して行動範囲が広がります。

東洋経済 1/10(水)付記事抜粋



1月11日に「aibo」復活!しかし「なぜネコ型を作らないのか」担当者に聞いてみた

戌年の2018年1月11日、「ワン・ワン・ワン」の日にソニーの犬型ロボット「aibo」が復活する。

新型aiboは、自ら好奇心を持ち、人と寄り添いながら毎日を共に楽しく生活し、共に成長していくパートナーとなることを目指して開発されたという。


1999年に日本を騒がせた初代AIBOシリーズとなにが違うのか?
1999年に日本を騒がせた初代AIBOシリーズとなにが違うのか?


日本中が夢中になった初代「AIBO」

今年の新成人は覚えていないかもしれないが、初代アイボの登場はとても大きなニュースになった。
1999年に発売された第1号は、マンガやゲームに出てくる「ロボット犬」そのままのデザインで価格は25万円。
決して安くはなかったが飛ぶように売れ、現在の「エンタテインメントロボット」市場を切り開いた。


歴代のAIBOの姿_480
歴代のAIBOの姿


その後は様々な改良を加えられ、6万円台の低価格モデルや、自動でブログを書くモデルなども登場した。
多くのファンに愛されたアイボだったが、2006年には惜しまれつつも販売・生産の中止が決定。
のちに公式のサポートが打ち切られると、今度は修理できなくなったアイボの合同葬儀が話題になった。

「AIBO」から「aibo」に

そんな初代「AIBO」の製造終了から12年。
表記をアルファベットの小文字に改めた新型「aibo」は19万8千円という初代より少々安い価格で販売され、早くも先行予約分が完売するなど注目を集めている。
デザインの違いは見れば分かるが、中身はどう変わったのだろうか? 担当者に聞いてみた。

付属のSIMカードでネットに接続します

ホウドウキョク:
見た目の他に新型と初代はどこがどう違うのか?

担当者:
まず、瞳に「有機EL」を使って、多彩な感情表現ができるようになりました。

担当者:
動きの面では、アクチュエーターと呼ばれる「関節」が過去の物より増えています。
これまでは最高20箇所だったのが新しいaiboでは22箇所となり、より犬らしいというか生命感にあふれる動きができるようになりました。

ハードウェアだけでなく、AIなど「ソフトウェア」の面も進化しています。
新しいaiboは、ネットワーク上のクラウドと連携し、事前に同意を得たオーナーとのやり取りの情報をAIが蓄積していくことで、ドンドン賢くなっていきます。

“新型aiboは付属しているSIMカードによって、Wi-Fiがない環境でも いわゆるLTE回線でネットワークに接続できる。aiboの使用に欠かせない「aiboベーシックプラン」の料金には回線の通信料も含まれている。”

ホウドウキョク:
なぜ一度は生産を終了した「アイボ」を再び発売するのか? 全く違う名前でネコ型ロボットを出してもよかったのではないか?

担当者:
私たちソニーは、2016年の経営方針説明会で、AIを取り入れたロボットを開発すると表明しました。
ソニーのロボットの象徴と言えば、やはりアイボなので新モデルを発売することになったんです。

壊れても思い出を引き継げます

ホウドウキョク:
初代AIBOはサポート終了も大きな話題になったが、新型aiboのサポートはどうなるのか?

担当者:
どうしても故障などは起きてしまうでしょう。
交換部品については、今後もし製造が終了した後でも最低7年間は供給し続けます。
また、aiboの個体のデータはクラウドにバックアップされていますので、修理できないほど壊れても新しい機体にデータを引き継ぐことが可能です。
思い出の「傷」とかは引き継げないんですが中身は残せるということです。
ホウドウキョク:
初代AIBOも新型aiboもイヌ型で、どうしてネコ型を出さないのか?

“ネコ科の一種である「ライオンの子供」をモチーフにしたモデルは登場している。”

担当者:
(笑)はっきりとした具体的な理由はないと思います。
ただ、これからどうなるのかは分かりません。

ホウドウキョク 1/10(水)付記事抜粋



1999年に初代が誕生 日本では3000体が発売後20分で完売

http://www.sony.jp/products/Consumer/aibo/aibostory/history/index.html

出典:AIBO Official Site





飼い主の遺体に数週間寄り添う、衰弱した犬を保護 ハンガリー
1月5日、ハンガリーで、数週間前に死亡した飼い主の遺体に寄り添い衰弱した状態の犬が発見され、動物愛護団体によって保護された


[ブダペスト 5日 ロイター] - ハンガリーで、数週間前に死亡した飼い主の遺体に寄り添って衰弱した状態の犬が発見され、動物愛護団体によって保護された。

見つかったのはハバニーズ犬で9歳の「Zsazsa」。ブダペストのアパートで3日に保護された時は深刻な脱水状態だったが、徐々に回復に向かっている。動物愛護団体の代表、ガボール・パタキ氏が5日に明らかにした。

獣医師らは、発見されなければ数日以内に死んでいたと話したという。 パタキ氏は「犬は飼い主の遺体の横に寝そべり、とても弱っていて立ち上がれなかった」と述べた。こうしたつらい経験の後で死んでしまう犬も多いというが、Zsazsaは昨日、再び自分で立って尻尾を振るなどしたという。

近所の人が、高齢の飼い主の姿がしばらくみえないと通報し、警察が部屋の中を調べた。警察によると、66歳の飼い主の女性は事件や事故による死亡ではなく、自然死とみられる。

ロイター 1/10(水)付記事抜粋




 今年は戌(いぬ)年。古来から人間と生活を共にしてきた犬の世界も、近年は「高齢化問題」に直面している。平均寿命が延びたことで介護費用が掛かるようになり、飼育放棄されるケースが目立つ。伊万里市で犬の看取(みと)り活動をしている愛護団体は「飼い主のもとで天寿を全うするのが犬の幸せ」と訴える。
 伊万里市黒川町のNPO法人「アニマルライブ」は8年前から、県の施設に収容されて引き取り手がなく、殺処分になりそうな犬や猫を受け入れる活動をしている。犬の場合、ほとんどが老いや病を抱えており、里親に出す訓練をしても新しい飼い主が見つかるのはまれだという。


犬の高齢化問題 飼い主のもとで天寿を 目立つ飼育放棄「人間もペットも同じ命」 1
アニマルライブが県の施設から引き取って2年になる与作。老いと病気で立てなくなり介護を受けている=伊万里市黒川町


 アニマルライブの保護施設では現在45匹が余生を送っていて、ほかに訓練施設などに37匹を預けている。年明けすぐには、引き取って2年になる銀次郎を看取った。理事長の岩崎ひろみさん(59)は「老犬の世話は大変で、別れが多くてつらいこともあるけど、最期を穏やかに迎えてもらいたくて覚悟を持って活動している」と話す。


犬の高齢化問題 飼い主のもとで天寿を 目立つ飼育放棄「人間もペットも同じ命」 2
アニマルライブが飼い主に代わって世話をしている犬たち。右側が岩崎ひろみ理事長


 犬も人間と同様に食べ物や医療の改善で平均寿命が延びたが、高齢になるほど介護などで手間や費用が掛かる傾向がある。飼い主も年を取って面倒を見切れなくなるケースが相次いでいる。

 県生活衛生課によると、県が収容する犬の数は、飼い主の意識向上などを背景に年々減り続けている。2013年施行の改正動物愛護管理法にペットを最後まで飼う責務が明記されてからは、飼い主からの引き取りが大幅に減った。一方で、徘徊(はいかい)する犬の捕獲数は減少幅が小さく、そこから飼育放棄されて捨てられている実態が浮かび上がる。

 アニマルライブのメンバーは13人。活動は全国からの寄付や物資の援助によって支えられ、昨年はふるさと納税を通して約200万円の寄付が集まった。それでも老犬の世話には医療費などで多額の費用が掛かり、運営は厳しい。また昨年末からは、犬15匹を飼っていた高齢の男性に代わって2カ月余り面倒を見ることになり、正月休みもなく奔走している。

 岩崎さんは「私たちの活動に共感してくれる人は力を貸してほしい。里親になったり、一緒に世話をしたり、啓発を手伝ったり。いろんな形での支援を求めています」と呼び掛け、こう付け加えた。「それより何より、活動がこれ以上大変にならないよう、責任を持って飼ってください。人間もペットも同じ命です」

佐賀新聞 1/8付記事抜粋





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