大物歌手で女優のバーブラ・ストライサンド(75)が、アメリカのエンターテインメント誌『ヴァラエティ Variety』のカメラマンに撮らせた子犬たちの写真が物議を呼んでいます。

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◆生前から愛犬の細胞を保存してクローンの準備?

 なぜかって? そこに写っていた3匹の子犬のうち2匹が、昨年死んでしまったバーブラの愛犬、コットン・ド・デュレアール種の「サマンサ」のDNAをもとにして生まれてきたクローン犬だったからなのです。

 同誌によると、バーブラはサマンサが死んでしまう前にそのお腹と口の中から細胞を摘出し、愛犬のクローン犬の準備を進めていたそう。

 二匹の新しい子犬に「スカーレット」「バイオレット」とそれぞれ名前をつけたというバーブラは、「彼女たちはサマンサとは違う性格を持っているの。これから成長すれば、(サマンサと同じ)茶色い目や真面目な性格が出てくるはずよ」と語っています。

 ちなみに、二匹のクローン犬と一緒に写っている3匹目の犬「ファニー」は、死んだサマンサの遠い親戚にあたる子なのだとか。飼い主の目からは違って見えても、遠目には3匹の姿が気味悪いくらいそっくりなのもうなずけます。

◆クローン犬1匹530万円から!韓国の研究所で承ります

『ニューヨーク・タイムズ The New York Times 』によると、2005年に韓国の研究所で世界初のクローン犬が誕生し、10年後の2015年には同研究所で600匹ものクローン犬が生まれるほどに技術は進歩したそうです。

 現在、その費用は最低でも5万ドル(約530万円)かかると言われ、今回の騒動で世界には大枚を叩いてもクローン犬を望む人が一定数存在し、それを請け負うビジネスが各地に存在することがわかりました。

 お金さえあれば愛するペットを永久に手元に置いておくことができるというわけですが、しかしながら「倫理的に問題があり!」と訴える人が後を絶ちません。

 PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)代表は、「個性や気まぐれさといった、動物の本質を複製することは不可能なのです。何百万匹もの捨てられた動物たちが今もシェルターで殺処分される日が来るのに怯えて暮らしていることを知り、クローンという選択肢はそんな彼らの命の危険を高めることに繋がると認識すべきです」というコメントを『ページシックス Page Six』に寄せています。

 また、ツイッターでもバーブラとクローン犬のニュースは大炎上。

「今日、会社休みます。バーブラのクローン犬のニュースから立ち直ることができないから」「これからはどんな時もバーブラがクローン犬を作ったことを思い出してイラついてしまうだろう」「笑えるのは彼女がクローン犬を依頼した理由が、“金持ちだから”ということに尽きるところだ」といった悲しみと反発のツイートが多数。

 中には、「バーブラ・ストライサンドはアメリカで今最も注目される新人SF作家だね!」「おかげで自分がどのレベルの金持ちになりたいのか勉強させてもらった気がするよ」といった小馬鹿にしたツイートも多く見られました。

 ペットのクローン問題、今後も議論が続きそうです。

Source:

「Variety」http://variety.com/2018/film/news/barbra-streisand-clone-dogs-samantha-1202711047/

「New York Times」https://www.nytimes.com/2018/02/28/science/barbra-streisand-clone-dogs.html

「Page Six」https://pagesix.com/2018/02/27/peta-wants-celebrities-to-stop-cloning-their-dogs/

女子SPA! 4/22(日)付記事、Barbra Streisand Instagram記事抜粋




 先月末、バーブラ・ストライサンドが先代犬サマンサ(サミー)のクローン犬を2匹飼っていると米バラエティ誌に明かしたことがちょっとした波紋を呼んだ。大金がかかるクローン犬を飼うほどの余裕があるなら、何故助けを必要としている多くの保護犬の中から新たな家族を迎えて命を救ってやらなかったのか、という批判が殺到したのだ。

 予想以上の否定的な意見を受け、ストライサンドが2018年3月2日にニューヨーク・タイムズにクローン犬を飼うことになった経緯を説明した。「14年連れ添った愛するサマンサを亡くしてしまうことがあまりにもショックで悲しく、どうにかして彼女を手元に置いておきたかった。サミーの一部、彼女のDNAから来た何かを生かしておけると分かっていれば、彼女を手放すことが少しだけ楽になったから」と彼女は語っている。

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 そして彼女は、「友人が愛犬をクローニングしていて、私は彼の犬にとても好感を持っていた。だからサミーが亡くなる直前に、彼女の医者が頬の内側とお腹の皮膚から細胞を少し採取してくれた」と明かし、その細胞が米テキサス州にあるViaGen Petsで無事に育つか待つ間、サマンサのブリーダーが別のコトン・ド・テュレアールを譲ってくれたと説明している。母犬の名前がファニー・ガール(Funny Girl)だったその子犬についてストライサンドは、「これは運命だと、受け入れるべきだと感じた。あの小さな子を断るわけにはいかなかった。だから彼女も引き取ってミス・ファニー(Fanny)と名付けた」と語っている。『ファニー・ガール』はストライサンド主演の米映画で、彼女はファニー・ブライス(Fanny Brice)という役で【アカデミー賞】を受賞している。

 ミス・ファニーは一般的に需要が多いストレート・ヘアのコトン・ド・テュレアールで、サマンサは珍しいカーリー・ヘアだったそうだ。他のカーリー・ヘアのコトン・ド・テュレアールが見つからなかったこともクローニングを選択した理由の一つだったと彼女は語っている。

 やがてクローン繁殖に出した細胞から4匹の子犬が誕生したが、1匹は生後まもなく死亡してしまい、もう1匹は仕事上の関係者に譲ったそうだ。彼女は残りの2匹を引き取り、ミス・スカーレットとミス・ヴァイオレットと名付けた。「犬の見た目を複製することはできるけれど、魂までは複製できない。それでも、彼女たちの顔を見る度に私はサマンサを思い出すの……そして笑顔になるのよ」と彼女は語っている。

billboard JAPAN 2018/03/05付記事抜粋




 バーブラ・ストライサンドが米バラエティ誌の最新インタビューで、女優としてのキャリア、セクハラで失脚した米大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン、そして有名な豪邸などについて語っているが、中でも特に興味深い話題が彼女の愛犬に関する仰天の事実だ。なんと、現在彼女が飼っている犬は、2017年に死んだ先代犬のクローンなのだそうだ。

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 ストライサンドはコトン・ド・テュレアールという真っ白な愛玩犬を溺愛していたことで知られるが、現在飼っている3匹の内2匹、ミス・スカーレットとミス・ヴァイオレットが14歳で亡くなった先代の愛犬サマンサの口と胃から採取した細胞から生み出されたクローンなのだとか。もう1匹のミス・ファニー(Fanny)は、クローン犬を待っている間にプレゼントされた別の血統の子で、母犬の名前がファニー・ガール(Funny Girl)というらしい。『ファニー・ガール』はストライサンド主演の1968年の米映画のタイトルで、彼女はファニー・ブライス(Fanny Brice)という喜劇女優を演じ、【アカデミー賞】<主演女優賞>を受賞した。

 2匹のクローン犬について彼女は、「性格が違うのよ。(サマンサの)茶色の目や真面目さを受け継いでいるか知りたいから、彼女たちが年をとるのを待っているところ」と語っている。

◎バーブラ・ストライサンドによる投稿
https://www.instagram.com/p/BdIwn3hh2lt
https://www.instagram.com/p/BUm2WikB3bP

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billboard JAPAN 2018/02/28付記事、Barbra Streisand Instagram記事抜粋




 家族として暮らしてきたペットの犬や猫が、回復の見込みのない病気を抱え、苦痛に苦しみだした時、あなたならどのような選択をしますか? 安楽死を選んだ結果、本当によかったのかと自問自答する飼い主から届いた投稿を新聞に掲載すると、多くの反響が寄せられました。7歳の小型犬を飼う我が家も他人事ではなく、「病気になったら……」と考え出すと胸が締め付けられます。研究者や獣医師らを訪ね、ペットの老後、ペットの終末期について考えてみました。

「天寿をまっとう」に逆らってしまった?

 朝日新聞の投稿欄「声」に岡山県の主婦(49)から、こんな投稿(要約)が届きました。

     ◇

 10歳のフレンチブルドッグ「ビンボ」が低血糖の発作を起こし、病院で処置していただきました。でも脳のダメージで再起不能との診断。意識不明の彼を前に私たち夫婦が決断したのは安楽死でした。
 かねてよりインスリノーマという病と闘い、薬漬けの日々でした。決断した時の院長の言葉が今も胸にこだまします。「安楽死はペットに与えられた特権です」。ヒトの安楽死は日本では認められていません。
 ペットとはいえ大切な家族。安楽死は「天寿をまっとうする」ことに逆らってしまったのではないか、本当に正しかったのか、と毎日自問自答しています。――朝日新聞「愛犬の安楽死 自問自答続く」(2018年4月11日朝刊)

     ◇

 動物愛護法第7条4項では、動物の所有者は、「できる限り、当該動物がその命を終えるまで適切に飼養することに努めなければならない」と書かれています。ただ、人間の寿命と比べて犬や猫の命は短く、獣医療の進歩があっても、いずれは病気や老化によって終末期を迎えます。

 一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査によると、50000世帯の有効回答から推計された、2017年の日本全体の推計飼育頭数は、892万頭です。平均寿命は14.19歳。

 「あったらいいと思う飼育サービス」(複数回答)を質問すると、2番目に多かった回答が、「高齢で飼育不可能な場合の受け入れ施設提供サービス」(28.7%)でした。5位にも「老化したペットの世話対応サービス」(18.5%)が入っています。

 ペットの老いへの対応は、冒頭の岡山県の女性だけでなく、飼い主共通の悩みです。

自分を責めないで

 広島県の主婦(71)からの投稿にはこうつづられています。

     ◇

 我が家も2年前、14歳の愛犬が安楽死で旅立ちました。食事はできましたが、認知症の症状が出て家の中をひたすらぐるぐる歩いていました。ベビーサークルを買って30分ごとに横にして寝かせていました。自分で横になれませんでした。
 ヘルニアの手術を繰り返し、3回目の時に、獣医の先生から「家族の気持ちは分かるが、この子にとっては……」と言われました。10日間様子を見て、これは人間の自己満足ではと思ったり、寂しく思ったり。自分だったらこんな時どうしてほしいかを考え、つらいけれど安楽死を選びました。いつもは怖いと思っていた先生が「これでゆっくり休めるよ。歩かなくて良いからね」と愛犬の足をさすりながら言ってくださいました。私たちはその一言で救われた気がしました。――朝日新聞「『これで休めるよ』救いの一言」(2018年4月11日朝刊、抜粋)

     ◇

 福岡県の主婦(68)も、自分を責めた一人です。

     ◇

 我が家の雑種犬ダンも15歳で安楽死させました。子どもがいない私たち夫婦にとって息子同然でした。しかし、度重なるけいれんを見ていられず、獣医師にお願いしました。獣医師の処置で安楽死をした後、苦しみから解放されほほ笑みを浮かべたダンの顔を見た時には、正直ほっとしました。
 それからです、ダンに安楽死を選んだ自分を責めたのは……。時間があればダンの遺骨を預かってもらっているペットの納骨堂にお参りに行きました。7年経った年、ダンの命日を忘れていた自分に気が付きました。それを機に他のペットと合祀してもらいました。――朝日新聞「自分を責めたけど時間が解決」(2018年4月11日朝刊、抜粋)

飼い主ケア、獣医師対応に限界

 「悩むということは、ペットに愛着があるということ。だから、飼い主が悩むのは当たり前なことです。ただ、安楽死の場合、何が正しい選択かを決めるのは難しいです」

 こう話すのは、犬や猫など小動物の終末期医療の飼い主対応について研究している大阪商業大学経済学部の杉田陽出准教授です。

 杉田准教授によると、日本では獣医師1人当たりの安楽死処置件数が年間3件未満なのに対して、米国では90件を超えるという調査結果があります。この数字の大きな開きについて、日本では安楽死の決断に踏み切れない飼い主が多いからではないかと杉田准教授はみています。

 「安楽死の意思決定をする際に、この選択は正しいと十分に納得して決断できる人は少ないのではないでしょうか。どうしようかと悩んでいるうちに、ペットが自然死してしまうケースもあります」

 「また、安楽死を選択したものの、本当にそれで良かったのかと処置後に思い悩む人がいる一方で、『早く決断していれば、あんなに苦しませずに済んだかもしれない』と、安楽死を選択しなかったことを後悔する人もいます」

 杉田准教授は、獣医師による飼い主ケアにも限界があるといいます。

 「獣医師で飼い主ケアについて専門的な知識のある人は少ないのではないでしょうか。また、何とかしたいと思っていても、動物の診療に忙しくて手が回らないという人もいるでしょう」

法令では細かな規定なし

 どこまで終末期の医療や介護をするかは飼い主の判断によりますが、自然死でも安楽死でも、ペットロスは起こる可能性があります。

 朝日新聞に届いた投稿に多く共通しているのは、安楽死を選ぶことで、飼い主の自分がペットの命を絶ってしまったという悔悟です。

 動物愛護法を所管する環境省動物愛護管理室によると、ペットの安楽死に関するガイドラインはなく「獣医師の判断によります」といいます。

 一般的には苦痛が大きかったり、回復の見込みがなかったりしたとき、安楽死をすることになるそうです。その方法が書かれているのは、動物愛護法第40条です。

 「動物を殺さなければならない場合には、できる限りその動物に苦痛を与えない方法によってしなければならない」

 ペットに関してはこの一言のみで、政省令や施行規則で細かな条件や方法が定められているわけではないのが実情なのです。

安易に安楽死選ばないで

 「せめて獣医師ぐらいは、動物側の立場に立って考えないといけないと思っています。終末期は、結局、飼い主さんの事情に左右されますが、安易に安楽死を選んではいけません。治療でとれない苦痛はほんの一部です」

 こう話すのは、愛知県みよし市にある「みよし動物病院」の鈴木玉機院長です。

 動物病院を訪ねると、4〜5年前までは200坪の運動場や大型犬30頭や中小型犬20頭が入院できる病棟があり、4人の獣医師を雇っていました。ただ、若手獣医師の退職や後継者もおらず、今は小型犬を中心に規模を縮小したそうです。

「声をかけるとしっぽを振ってくるからね」

 鈴木院長が飼っていたゴールデンレトリバー「バツ」の写真を見せてくれました。「バツ」は、2015年に16歳8カ月で亡くなりました。

 脊椎を痛め、最後は寝たきりになり、床ずれを防ぐために体位を変えたり、おしっこで汚れたシーツを1日5〜6回交換したりしていたそうです。

 「食事は食べるし、声をかけるとしっぽを振ってくるからね」

 半年間にわたる手厚い看護の末、自然死したそうです。ただ、これができたのも、鈴木院長が獣医師であるうえ、動物病院のスタッフらのサポートがあったためです。

「飼い始める時に、お金の負担の覚悟も必要です」

 鈴木院長の動物病院でも、がんなどの重い病気で、治療したものの回復の見込みがない状態に陥る犬がいます。また、認知症が進行し、家の中であちこちぶつかるようになり、飼い主が見ていられなくなって連れてくることもあります。

 ただ、獣医師からすると、終末期になったペットを連れてきた飼い主と話す際、注意することがあると言います。

 「飼い主さんは、感情が高ぶっているときには冷静な判断ができません。即決できる問題ではありませんので、いくつもの選択肢があることをお話します。家族間でも十分に相談していただきます」

 「繰り返すひきつけ(痙攣)や呼吸困難以外は緩和ケアをしながら自宅で看取るのがベストのような気がします」

 最近は、高度な医療を行う動物病院も出てきて、転院を紹介するケースもあるそうです。ただ、人間の場合は、公的医療保険や高額療養費制度があって自己負担の上限がありますが、ペットの場合は個人で加入する損害保険が頼りです。

 鈴木院長はこう言います。

 「ペットを飼い始める時に、お金の負担の覚悟も必要です」

ペット保険で賄えない? 医療費負担にも悩み

 我が家の小型犬も、私が帰宅すると遊んで欲しいのか、じゃれてきます。まだ7歳なので終末期や看取りは想像できませんが、気になってしまうのが治療費の問題です。

 私は、長らく人間の医療現場を取材してきました。日本は公的医療保険制度があり、自己負担の上限額もあります。しかし、動物は自由診療で公的な価格もありません。

 今回の取材でみよし動物病院の鈴木院長から見せてもらった高度医療を行う病院とそうでない病院の治療費の概算額の違いには驚きました。

 がん、脳腫瘍、尿管結石、糖尿病など、人間と同じ病名が並び、治療内容は人間並みです。概算ですが、数万円から数十万円といった単位で治療費が書かれています。

どこまで負担しきれるか

 自宅に帰って、ペット保険の「ご契約のしおり」を開いてみると、支払い割合が50%で、手術が1回当たり最高10万円で1年に2回まで、通院や入院は1日当たり最高1万円までで20日までなどと支払い限度額が書かれています。高度医療を行う病院の治療費をこれで十分まかなえるとは思えません。

 果たして治療を始めたら、どこまで負担しきれるか心配になりました。治る病気もありますが、高齢化すればいつか命がついえます。そのとき、多くの投稿者と同じように、どこまでの治療を選択するのか、その判断は極めて重いと感じました。

 自分や家族がペットの最期を決めてしまうのか。お金で愛するペットの寿命を区切ってしまわないか。

 人間は、高齢人口が急増し、自宅での看取りや延命治療の差し控えといったことを病気になる前から家族で話し合っておこうと言われていますが、人間が話す言葉で意思表示できないペットだからこそ悩みはより深くなってしまいました。

withnews 4/21(土)付記事抜粋




犬は愛らしく、人懐っこい。きっと、あなたの家のワンちゃんも、ただのペットではなく、家族の一員だろう。

あなたの気持ちはよくわかる。

わたしの愛犬、グッドウィン。彼はわたしと同じベッドで眠る。妻とわたしと一緒に旅行にも行くし、クリスマスプレゼントもあげる。彼は家族の一員だ。

ということは、ハグもする。正直に言えば、わたしは毎日グッドウィンをハグしている。あたかも彼は気にしていない ―― それどころか、「ハグされて幸せ!」という ―― ように見えるのだが、実は全然ハグが好きではないという可能性もあり得る。

「犬の専門家の多くは、犬をハグすることは理想的ではないと言うでしょう」、犬認知科学者のアレクサンドラ・ホロウィッツ(Alexandra Horowitz)博士は、今年始めのインタビューでそう答えた。

「ハグされた時、立ち上がって尻尾を振り、興奮する犬を今まで見たことがありません。犬たちは違った反応を見せます。我慢しているんですよ

犬をハグする件に関する論争は昨年、大きな盛り上がりを見せた。賛成派、反対派、双方からの立場を擁護する見出しがチラホラ。

●「ワンちゃんをハグするのはやめよう」ナショナル・パブリック・ラジオはそう宣言した。
●「“犬はハグが嫌い”だと科学的には証明されていない」と、The Washington Postは反論。
●「明らかにハグが好きな25匹のワンちゃん」Mashableは自社の"科学的"調査で追撃。

一体、何が起こっているのだろう?

すべては、Psychology Todayの「犬のコーナー」(Canine Corner)と呼ばれる毎週のコラムから始まった。それは、研究や証拠に基づくものではなく、コラムの著者、スタンリー・コレン(Stanley Coren)博士がWashington Postに語ったところによると、「ちょっとした簡単な観察」による発見だったという。コレン博士は犬の科学と心理学において豊富な経験があり、それに関する著作もある。また、博士は犬に焦点を当てたコラムを、Psychology Todayに毎週寄稿している。

そうとは言え、コレン博士自身、コラムは観察に基づくもので、論文審査をするような研究と同程度の影響を与える意図はなかったと指摘する。科学的証拠を示す際、ピアレビューは最低限必要だ。

それでは、あなたは愛犬をハグすべきなのだろうか? 決定的な研究はないにせよ、答えはいまだに「おそらくノー」だ。

「犬がハグを嫌うという主張の理由は、ハグされる時に彼らが見せる反応による」、ホロウィッツ博士は語る。

「耳を後ろにあげ、唇を舐めます(空気を舐めるような動作)。それか、あくびをしたり。あくびもストレスを感じた時に示す行動の1つです。動いて逃げ出したりもします。または、クジラ目を見せたり。犬が白目をむいている時のことです。彼らは『ちょっと嫌だな』というサインを見せます」

ホロウィッツ博士は、この犬の動作を簡潔に「耐えている」と表現する。

というわけで、わたしたちは成人した人間として、犬をハグする衝動を抑える努力をすべきだ。しかしながら、赤ん坊となるとそう簡単にはいかない。

「子供は犬をハグするのが好きですが、それに耐えられない犬も中にはいます」と、ホロウィッツ博士。そのような場合、普段は大人しい犬が、子供に危害を加えたりすることがある。

「写真の子供の身長は、ちょうど犬の顔の位置ぐらいで、犬が怒って攻撃してしまうと相当ひどい怪我をするでしょう。それがいかに素晴らしい犬であろうと」

「その場合は、犬に非があるのではなく、彼らが嫌がることを我々がしてしまったからです。目の前で唸っているのに、それに気がつかず、結果、噛みつかれる。子供だったら大怪我をする可能性もある」

もちろんそれは、一般常識の範囲だ。子供に犬と遊ぶ際の限度を教えるのに、ホロウィッツ博士のような犬認知科学者を目指す必要はない。それが犬であろうと、猫であろうと(鳥であろうと何であろうと)、ハグに関しては、辛いだろうが限度がありそうだ。

「わたしたちは、愛を示せば犬はそれを感じる、と思いがちですが、ハグに関してはたぶん違います」

[原文:You probably shouldn't hug your dogs, regardless of how adorable they are]

BUSINESS INSIDER Feb. 15, 2017付記事抜粋




ヒアリくんくん探索犬 台湾から来日、国内でも活躍期待
来日した2頭のヒアリ探索犬=鹿児島市の鹿児島大


 外来種のヒアリを見つけて駆除につなげる「ヒアリ探索犬」によるデモンストレーションが26日、鹿児島市で開催中の日本応用動物昆虫学会にあわせて行われた。台湾の空港や建設現場などで活躍している2頭で、いずれも4歳のメスのビーグル。かすかなにおいを手がかりに、ヒアリの巣を探し出す。

 台湾では2003年にヒアリが見つかった。その後一気に生息域が広がったが、探索犬の導入が奏功し、台北市と桃園市の空港内にいたヒアリは、約3年でほぼ駆除することができたという。探索犬を保有するモンスターズアグロテック社によると、探索犬になるためには、室内で半年、屋外で数カ月の訓練を重ねる必要がある。

 デモンストレーションでは、六つの缶の中からヒアリのにおい物質が入った缶だけを探し当て、その場にお座りをして人に知らせた。

 国内では昨年、兵庫県や大阪府、神奈川県など12都府県で相次いでヒアリが見つかった。春になると再び活動が盛んになる恐れがあり、4月以降、企業や行政の要請があれば、日本国内でも出動するという。

 今回の滞在は約1週間。同社の林彦宏(リンイェンホン)さん(41)は「探索犬を使えば、ヒアリを早く発見でき、小さなアリ塚も見逃さない」と話す。

朝日新聞 3/26(月)付記事抜粋




山手線のデジタル広告で訴える 犬・猫の飼い主の責任1
先住犬と仲良くなった保護猫ナナ(日本動物愛護協会提供)


 2016年度に全国の動物愛護センターや保健所に収容された犬・猫は11万3千匹を超える。うち、犬1万匹、猫4万5千匹が殺処分された。一方、収容される犬・猫のうち、14%近くは、飼い主による持ち込みだった。「飼い主の責任」を考えてもらおうと、日本動物愛護協会は3月26日〜4月1日、JR山手線の車内にデジタル広告を流すキャンペーンを展開する。

「保護動物のスライドとメッセージを山手線の新型車両の『まど上チャンネル』に掲げます。1人でも多くの方の目にとまってくれれば」

 そう話すのは、公益財団法人日本動物愛護協会の事務局次長の廣瀬章宏さんだ。

「まど上チャンネル」とは、山手線の新型車両(E235系)の座席上に三つ並べて備えられた液晶ディスプレイ(デジタル広告)のこと。11車両で計60か所以上に上る。広告はスライドショーの形式で、動物たちの幸せにつながるメッセージを流すという。

 スライドショーは15秒で、テーマは“飼い主責任”にした。ペットを飼育する上でもっとも基本的なことのはずだが、「それができていない」という。

山手線のデジタル広告で訴える 犬・猫の飼い主の責任2
まど上チャンネルのイメージ(ジェイアール東日本企画提供)


 3面のディスプレイのうち、向かって左の画面は猫(保護猫や地域猫)、右は犬(主に保護犬)を写し出し、中央にメッセージが順に浮かび上がる。

〈日本では1日 153頭の犬猫が殺処分されている〉
〈ペットに迎えられた動物たちの幸せは〉
〈飼い主にかかってます〉

 廣瀬さんが力説する。

「今までも写真展や講演などで発信してきましたが、一般の方の目にもっと触れる機会を作りたいと考え、公共の場を利用させてもらうことにしました。動物愛護センター(保健所)に収容される動物のうち、犬では4663頭(11%)、猫では1万1061頭(15%)が飼い主からの持ち込みです。実際の飼育放棄や遺棄はもっと多いはずです。そうした現状を、ペットを飼っている方、これから飼おうとしている方に、あらためて知ってほしい。ひとりひとりの飼い主さんの自覚が、殺処分の低減にも結びつくと思っています」

 同協会は2016年から、不妊去勢手術を助成する事業を開始。ペットショップではない選択肢を提供するため、保護犬や保護猫の譲渡会も定期的に催している。4月14日、15日には「JSPCA譲渡会&小さな命の写真展 in アニホスメモリアルデー2018」をPet Clinicアニホス板橋(東武東上線ときわ台駅)で開催する。

sippo 3/26(月)付記事抜粋




Chi Chi ゴミ箱に捨てられたゴールデン・レトリバー、四肢切断後セラピー犬として活躍(米)
辛い過去を持つゴールデン・レトリバー、セラピー犬として人の癒しに(画像は『Chi Chi Rescue Dog 2017年10月11日付「When I get my new prosthetics, I will need to decide what color I want them to be.」』のスクリーンショット)


四肢をワイヤーで縛られた状態でゴミ箱に捨てられていたゴールデン・レトリバーが、四肢切断という辛い出来事を乗り越え、現在はセラピー犬として多くの人々を癒す存在になっている。『Today』や『KVOA』などが伝えた。

ゴールデン・レトリバーの“チチ(Chi Chi)”は、韓国でゴミ箱の中にいたところを動物救済・保護団体「Animal Rescue, Media&Education、以下ARME」に救われた。しかしワイヤーで縛られていたチチの四肢は壊死を起こしており、4本とも切断を余儀なくされた。チチの四肢切断手術後の様子がARMEのFacebookに投稿されたことで、それを見た米アリゾナ州フェニックス在住のエリザベス・ハウエルさんは、チチが再び歩くことができるようになるのか分からない状況でありながらも「この犬を引き取りたい」と思ったそうだ。

「何度も繰り返してビデオを見ました。不幸な虐待と酷い怪我にもかかわらず、チチが尻尾を振っている姿やその目に惹かれました。」

エリザベスさんはすぐに連絡を取り、チチを引き取りたいと申し出た。そして2016年4月、チチはARMEスタッフの1人に連れられてソウルからロサンゼルスへと飛び、車でハウエルさん一家のもとへとやって来た。

チチは、エリザベスさんと娘メーガンさん(14歳)にすぐになついた。エリザベスさんの夫リチャードさんに慣れるまでには数週間を要したが、今では強い信頼関係で結ばれており、リチャードさんはチチの義肢の取り外しを毎日行っている。

チチがやってきた当初は、スポーツ用靴下に綿を詰めたものを履かせて対応していたが、フェニックスの地元で人間の義肢装具士を紹介してもらったことでチチの義肢は劇的な改善を遂げた。しかしチチの場合、四肢がそれぞれ違う箇所で切断されたために、1本ずつ適合する義肢を作らなければならなかった。

その後、獣医の助手によって動物専門の義肢装具士を見つけることができたため、今年中にはチチのために特別な義肢をカスタマイズしてもらう予定だという。

リチャードさんは障がいのある犬を引き取ったことについて、このように話している。

「チチを引き取ることは大変でした。でも親として、娘に『最良の決断と思われることでも、それを実行に移すことは決して楽ではない。時には困難なことでも立ち向かっていかなければならない』ということを教えることもできました。今ではチチを引き取ったことは1,000倍の価値があったと言えますよ。」

また一家にとって何より嬉しいのは、苦難を乗り越えたチチが現在はセラピー犬としての資格を得て、様々な人々に癒しを与える存在になっていることだ。

毎週フェニックス中を回り、軍人病院に入院している退役軍人やアルツハイマーを患う人、読み方を学んでいる子供たちや身体的なリハビリ療養を受けている患者たちのもとを訪れるチチが、人々に与える影響の大きさをハウエルさん夫妻はこのように語っている。

「片脚を切断した女性がいるリハビリ施設を訪れた時に、彼女が『チチは四肢全てを失ってもこうして乗り越えているのだから、私だってきっと大丈夫』と話してくれたんです。チチの存在は、出会う人全てに『決して諦めなければ、人生のどん底から這い上がり回復できる』という希望を与えています。どんなに辛い出来事に遭ってもそれを受け入れることができれば、前向きに人生を歩むことができるのだという強い決意をチチから感じることができるのです。」

人間に虐待を受け、計り知れない苦難を乗り越えたチチが再び人を信じ、今度は人に癒しを与え救うという毎日を送っている。そんなチチの強さをハウエルさん一家は誇りに感じていることだろうが、その世話は容易ではない。

現在チチは歩行に問題はないが、四肢の付け根が痛むようでそれを和らげるために獣医院で冷却レーザー治療を受けている。また自己免疫疾患の難病「エリテマトーデス」も抱えており、そのための薬も一生必要とされている。さらに今後は四肢の付け根に負担がかかるのを抑える義肢も考えられており、その費用も決して安くはない。寄付金サイト『GoFundMe』にアカウントを設置したハウエルさん一家は、「集まったお金は全てチチの義肢や治療のために使用します。どうか募金を」と寄付を呼び掛けている。

Techinsight 2017.10.31付記事抜粋




Chi Chi 韓国の食肉処理工場から救出された犬 足先すべて壊死
韓国の食肉処理工場近くに捨てられていた犬に里親が見つかる(出典:http://www.boredpanda.com)


少し前、韓国の食肉処理工場が立ち並ぶ地域のゴミ集積場で、ひどく傷ついたゴールデン・レトリバーが保護されていた。韓国に犬食の文化があるとはいえ、なんと残酷なその姿。全身打撲の状態で4本とも足の先が壊死していた。犬はやっと治療を終えてアメリカへ。優しい里親が見つかったことが伝えられている。

おそらくは暗い倉庫にほかの犬とともに吊るされていたのであろう。ロープで4本足を固く縛られた状態でゴミ集積場にて発見された幼いゴールデン・レトリバー。食肉処理工場に持ち込まれるも、足が感染症により腐り始めていたため廃棄が決まった可能性が高いようだ。運ばれてきた犬は肉質を柔らかくするため全身を殴られるといい、その犬も衰弱しきっていたと『boredpanda.com』が伝えている。

犬はメスで年齢は2歳。血流が滞っていた足首から下は壊死しており、ソウルの獣医のもとで切断手術を含む2か月にわたる治療が続けられ、ハングル語で“愛情深い”を意味する“Chi Chi”との名で呼ばれるようになった。その後、米・動物保護団体「ARME(Animal Rescue, Media & Education)」のシャノン・キースさんが介入してChi Chiは海を渡り米国へ。里親に決まったアリゾナ州フェニックスのリチャード・ハウエルさん一家は今、義足の完成を楽しみにしているという。

ハウエルさんの12歳の娘ミーガンちゃんは、メディアの取材に「Chi Chiはなんでも上手にできるの。でも階段を上ることだけは無理みたい」と語る。しかしファミリーや人々はChi Chiのセラピードッグとしての新たな生き方に大きな期待を寄せており、完全に回復したら事故や戦争で手足を失ってしまった子供や退役軍人を慰問する予定だという。

出典:http://www.boredpanda.com

Techinsight 2016.03.25付記事抜粋




瀕死の犬に寄り添う犬 犬同士しか分からぬ心のつながりに涙(米)
心と体に傷を負った2頭の犬励ましあう(出典:https://www.youcaring.com)


動物保護センターの職員でさえ驚くほどの酷い虐待を受け、獣医のもとに運ばれてきた1頭の犬。歩くこともできないその犬を励ますのは、最近同センターにやってきた捨て犬だった。『youcaring.com』など複数のメディアが取り上げている。

米サウスカロライナ州のシェルターで別々に保護され、治療のために同州コロンビアにある動物クリニック「Paws & Claws Animal Clinic」に2頭の犬がやってきた。

生後4か月ほどのボクサー犬“サミー”が運ばれてきたのは数週間前。青いスプレーで体をペイントされ、頭を22口径銃で撃たれた上、車で引きずられ足を2本骨折していた。足の傷は深く感染症が骨にまで達し、手術後もサミーは自分の足で立つこともできずシェルターのベッドに横になっている。小さな体に巻かれた包帯が痛々しい。

1歳のボーダー・コリーの“サイモン”がクリニックにやってきたのは今月2日の夜。サイモンはダニが原因で発症する疥癬(かいせん)で体の毛がゴッソリ抜けており、こちらも捨て犬としてシェルターに保護された。

2頭を治療する獣医のマイク・ザウアー氏は「当院では犬同士が触れ合えるように、保護された犬たちを檻から出す時間を設けています。特にサミーのように赤ちゃんの犬には愛情が必要ですからね」と微笑むと次のように語った。

「サイモンの扉を開けると、真っ先に向かったのは動けないサミーの所でした。サイモンはサミーの様子をうかがうと、そっとサミーの足に自分の足を乗せたのです。」

画像はその時の様子を捉えたもので「サイモンの励ましをサミーはしっかり受け止めているようです。サイモンがサミーの支えになっているのです」とザウアー氏。今ではサイモンはサミーのそばを離れないそうだ。

ニューヨークで犬の保護にあたる非営利団体「Rescue Dogs Rock NYC」のジャッキー・オーサリバンさんは「犬同士でしかわからない心の繋がりというものがあるんです。2頭はお互いに痛みを分かち合っているのでしょう」と語っている。2頭は少しずつだが回復に向かっているという。

Techinsight 2016.05.09付記事抜粋





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